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ヨシュア記23:9~13

9 【主】が、大きくて強い国々を、あなたがたの前から追い払ったので、今日まで、だれもあなたがたの前に立ちはだかることのできる者はいなかった。

10 あなたがたのひとりだけで千人を追うことができる。あなたがたの神、【主】ご自身が、あなたがたに約束したとおり、あなたがたのために戦われるからである。

11 あなたがたは、十分に気をつけて、あなたがたの神、【主】を愛しなさい。

12 しかし、もしもあなたがたが、もう一度堕落して、これらの国民の生き残っている者、すなわち、あなたがたの中に残っている者たちと親しく交わり、彼らと互いに縁を結び、あなたがたが彼らの中に入って行き、彼らもあなたがたの中に入って来るなら、

13 あなたがたの神、【主】は、もはやこれらの国民を、あなたがたの前から追い払わないことを、しかと知らなければならない。彼らは、あなたがたにとって、わなとなり、落とし穴となり、あなたがたのわき腹にむちとなり、あなたがたの目にとげとなり、あなたがたはついに、あなたがたの神、【主】があなたがたに与えたこの良い地から、滅びうせる。

ヨシュアの遺言(2)

一騎当千

きょうはヨシュアの遺言の2回目です。ヨシュアはイスラエルの民の実力の源泉がどこにあるかを語ります。(1)主なる神がカナンの地の先住民たちを追い払ったので、イスラエルの民の前に立ちはだかる者は、誰もいなかった。(2)イスラエルの民は、「ひとりだけで千人を追うことができる」。つまり、神の民は一騎当千の民であるということです。その理由は、主なる神ご自身が、約束どおりにイスラエルの民のために戦ってくださるからです。(3)それゆえ、民は主なる神を愛することに専念せねばならない。
私たちも、一騎当千の民になることができます。その秘訣は、キリストのことばを守り、神を愛することです。神はご自身を愛する者を守り、特別に扱ってくださいます。あなたは今、神の守りの中に自分を置いていますか。

土地所有の原則

次に、カナンの地の所有に関する原則が語られます。(1)カナンの地は、アブラハム契約により永遠にイスラエルの民の所有とされています。この原則は、今も生きています。(2)しかし、もしイスラエルの民が不信仰に陥るなら、彼らはその地から追放されることになります。つまり、所有権は不動であるが、その土地に住み、祝された生活ができるかどうかは、民の信仰にかかっているということです。(3)周辺の異教徒たちと結婚し、偶像礼拝に陥っていくなら、それらの民は「わな」となり、「落とし穴」となり、「わき腹にむち」となり、「目にとげ」となる。
以上の原則は、私たちの生活にも当てはまります。私たちはキリストを信じる信仰により、神の子とされる特権を与えられました。その特権は、永遠に変わることはありません。しかし、もしその特権に甘んじて、神の道から外れた歩みを始めるなら、神の子に与えられている祝福の数々が取り去られることになります。その中でも特に重要なのは、聖霊の臨在が取り去られることです。最近、クリスチャンとしての愛、力、喜び、忍耐心などに欠けていることを感じているなら、今熱心に悔い改めましょう。キリストのことばを実行することを志しましょう。

きょうの祈り

天の父なる神さま。どうか神の子らしく、愛と力と喜びに満ちた歩みができますように、私を助けてください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

年間聖書通読

エレミヤ書14~15、コリント人への手紙 第一14