4 私は、キリスト・イエスによってあなたがたに与えられた神の恵みのゆえに、あなたがたのことをいつも神に感謝しています。
5 というのは、あなたがたは、ことばといい、知識といい、すべてにおいて、キリストにあって豊かな者とされたからです。
6 それは、キリストについてのあかしが、あなたがたの中で確かになったからで、
7 その結果、あなたがたはどんな賜物にも欠けるところがなく、また、熱心に私たちの主イエス・キリストの現れを待っています。
8 主も、あなたがたを、私たちの主イエス・キリストの日に責められるところのない者として、最後まで堅く保ってくださいます。
9 神は真実であり、その方のお召しによって、あなたがたは神の御子、私たちの主イエス・キリストとの交わりに入れられました。
パウロ書簡の特徴の一つは、受け取り手のために祈る感謝の祈りです。ここでもパウロは、コリントのクリスチャンたちのことを思い、神に感謝を献げています。(1)感謝を献げる理由は、神が彼らに恵みを与えてくださったからです。パウロの宣教が実を結び、彼らはキリストを信じてどんな賜物にも欠けることのない状態になりました。(2)彼らは、「ことばといい、知識といい、すべてにおいて、キリストにあって豊かな者とされ」ました。「ことば」も「知識」も、ともにギリシヤ人たちが熱心に求め、大きな価値を置いていたものです。パウロはあえてそれらの言葉を使い、キリストを信じた者たちこそ、「ことば」においても、「知識」においても、欠けのない者たちであると主張しました。(3)パウロのこの祈りは、いつもそのように祈っている、継続した祈りでした。パウロは、自分が基礎を築いた教会のために祈ることを習慣としていました。
あなたは、クリスチャンとして何を誇りとしていますか。キリストにあるなら、「ことば」と「知識」とに欠けることはありません。
前回の箇所でパウロは、数々の問題を抱えたコリントのクリスチャンたちを「聖徒たち」と呼びました。ここでは、その聖徒たちが見捨てられることは決してなく、彼らの救いが必ず完成すると宣言されます。その理由は、神が真実なお方だからです。神の真実によって、私たちは召され、キリストとの交わりに入れられ、最後まで堅く保たれます。
私たちに必要なのは、信仰です。神の真実を認め、それに信頼する信仰です。その信仰によって、私たちの姿はある時は劇的に、ある時はゆっくりと変えられていきます。今、神の真実と恵みとを思い、この方に感謝の祈りを献げましょう。
きょうの祈り
全知全能の神よ。あなたの恵みはとこしえに変わることがありません。どうか私を、キリストの似姿に変えてください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
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