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ゼカリヤ書8:9~17

9 万軍の【主】はこう仰せられる。「勇気を出せ。あなたがたは、万軍の【主】の家である神殿を建てるためのいしずええられた日以来、預言者たちの口から、これらのことばを日ごろ聞いているではないか。

10 その日以前は、人がかせいでも報酬ほうしゅうがなく、家畜がかせいでも報酬がなかった。出て行く者にも、帰って来る者にも、敵がいるために平安はなかった。わたしがすべての人を互いに争わせたからだ。

11 しかし、今は、わたしはこの民の残りの者に対して、先の日のようではない。─万軍の【主】の御告げ─

12 それは、平安の種がかれ、ぶどうの木は実を結び、地は産物を出し、天はつゆを降らすからだ。わたしはこの民の残りの者に、これらすべてを継がせよう。

13 ユダの家よ。イスラエルの家よ。あなたがたは諸国の民の間でのろいとなったが、そのように、わたしはあなたがたを救って、祝福とならせる。恐れるな。勇気を出せ。」

14 万軍の【主】はこう仰せられる。「あなたがたの先祖がわたしを怒らせたとき、わたしはあなたがたにわざわいを下そうと考えた。─万軍の【主】は仰せられる─そしてわたしは思い直さなかった。

15 しかし、このごろ、わたしはエルサレムとユダの家とに幸いを下そうと考えている。恐れるな。

16 これがあなたがたのしなければならないことだ。互いに真実を語り、あなたがたの町囲まちがこみのうちで、真実と平和のさばきを行え。

17 互いに心の中で悪を計るな。偽りの誓いを愛するな。これらはみな、わたしが憎むからだ。─【主】の御告げ─」

ゼカリヤと同世代の者たちへのメッセージ

勇気を出せ

きょうの箇所は、ゼカリヤと同世代の者たちに対して語られたメッセージです。「万軍の【主】はこう仰せられる。『勇気を出せ。あなたがたは、万軍の【主】の家である神殿を建てるための礎が据えられた日以来、預言者たちの口から、これらのことばを日ごろ聞いているではないか』」(9 節)。(1)これは、「勇気を出して神殿の建設に励め」というメッセージです。(2)過去の世代は預言者たちの声を無視しましたが、この世代の者たちはそうであってはならないというのです。彼らには、ゼカリヤとハガイという預言者たちが与えられていました。
「その日以前は、人がかせいでも報酬がなく、家畜がかせいでも報酬がなかった。出て行く者にも、帰って来る者にも、敵がいるために平安はなかった。わたしがすべての人を互いに争わせたからだ」(10節)。(1)「その日以前」とは、神殿の基が築かれる前の時代を指します。(2)神殿建設をおこたっていた時には、3つの呪いが民を苦しめていました。 職がなく、働いても収入にならなかった。 外敵が存在したので平安がなかった。 内部においては互いの間に争いがあった。ハガイ1:2~ 6でも同じことが語られています。

呪いから祝福へ

しかし【主】は、この世代の者たちを祝福しようとしておられます。「しかし、今は、わたしはこの民の残りの者に対して、先の日のようではない。─万軍の【主】の御告げ─」(11節)。(1)彼らには農業の祝福が与えられます(12節)。(2)さらに、呪いを受けていた民に祝福が与えられます(13節)。「ユダの家よ。イスラエルの家よ」とあるのは、イスラエルの12部族全部がシオンの地に帰還していたことを示しています。「恐れるな。勇気を出せ」とは、神殿建設を推進せよという励ましです。(3)【主】は先祖たちを裁かれたが、この世代の者たちは祝福すると言われます(1415 節)。
締めくくりとして、【主】の預言者たちが語ってきたメッセージの要約が語られます(1617節)。(1)真実を語ること。(2)町の中で真実と平和の裁きが実行されること。(3)互いに悪を計らないこと。(4)偽りの誓いをしないこと。以上が、神の民が実行すべきことがらです。神は、これを実行する人たちを祝福してくださいます。私たちもまた、【主】から勇気をいただいて、自分に与えられた御国建設のわざに励もうではありませんか。「恐れるな。勇気を出せ」

きょうの祈り

イエス・キリストの父なる神さま。「恐れるな。勇気を出せ」という励ましの言葉を感謝します。私に与えられた使命を全うすることができますように。主イエス・キリストの御名によって祈ります。
アーメン。

年間聖書通読

イザヤ書44~45、コリント人への手紙 第一1

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