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ゼカリヤ書6:9~15

9 ついで私に次のような【主】のことばがあった。

10 「捕囚の民であったヘルダイ、トビヤ、エダヤからささげ物を受け取り、その日、あなたはバビロンから帰って来たゼパニヤの子ヨシヤの家へ行け。

11 あなたは金と銀を取って、冠を作り、それをエホツァダクの子、大祭司ヨシュアの頭にかぶらせ、

12 彼にこう言え。『万軍の【主】はこう仰せられる。見よ。ひとりの人がいる。その名は若枝。彼のいる所から芽を出し、【主】の神殿を建て直す。

13 彼は【主】の神殿を建て、彼は尊厳を帯び、その王座に着いて支配する。その王座のかたわらに、ひとりの祭司がいて、このふたりの間には平和の一致がある。』

14 その冠は、ヘルダイ、トビヤ、エダヤ、ゼパニヤの子ヨシヤの記念として、【主】の神殿のうちに残ろう。

15 また、遠く離れていた者たちも来て、【主】の神殿を建て直そう。このとき、あなたがたは、万軍の【主】が私をあなたがたに遣わされたことを知ろう。もし、あなたがたが、あなたがたの神、【主】の御声に、ほんとうに聞き従うなら、そのようになる。」

8つの幻の結論

象徴的行為

8つの連続した幻は、終わりました。これから結論に入ります。(1)バビロンから帰還した3人の捕囚民(ヘルダイ、トビヤ、エダヤ)が、神殿にささげ物を持って来ました(彼らは、バビロンにいるユダヤ人共同体からの献金を運んで来た人々かもしれません)。(2)ゼカリヤは彼らからそれ(金と銀)を受け取り、ゼパニヤの子のヨシヤの家に行きます。このヨシヤは、おそらく金物職人だったのでしょう。ゼカリヤは、そのヨシヤに王冠を作らせます。(3)そして、その王冠を大祭司ヨシュアにかぶらせます。これは、大祭司の頭にかぶせるターバンとは異なります。大祭司に対して王の戴冠たいかん式を行うというのが、ここでの象徴的行為です。この象徴的行為には、2つの意味があります。 遠い将来に向けての教訓(1213 節)と、 近い将来に向けての教訓(1415 節)です。ゼカリヤはそれを大祭司ヨシュアに伝えます。それが後半の内容です。

意味の解説

「万軍の【主】はこう仰せられる。見よ。ひとりの人がいる。その名は若枝。彼のいる所から芽を出し、【主】の神殿を建て直す。彼は【主】の神殿を建て、彼は尊厳を帯び、その王座に着いて支配する。その王座のかたわらに、ひとりの祭司がいて、このふたりの間には平和の一致がある」(1213節)。これは、メシア預言です。「若枝」というのは、メシアのことです。このお方は、大祭司の役割と王の役割の2つを同時に行われます。モーセの律法では、大祭司はレビ族から、王はユダ族から出ます。従って、ひとりの人物が両方の職責を兼ねることはできません。しかし、イエスはユダ族出身であり、かつ、アロン系の祭司ではなく、メルキゼデク系の祭司です(ヘブ5:6)。それゆえ、大祭司であり王でもあるのです。
「その冠は、ヘルダイ、トビヤ、エダヤ、ゼパニヤの子ヨシヤの記念として、【主】の神殿のうちに残ろう。…もし、あなたがたが、あなたがたの神、【主】の御声に、ほんとうに聞き従うなら、そのようになる」(1415節)。これは、近い将来への教訓です。神殿の再建が終わると、その冠が神殿に安置されるようになります。その時、ゼカリヤが【主】によって遣わされた預言者であることが証明されます。捕囚民たちが神殿の再建に貢献したように、私たち異邦人が主のご計画の成就に貢献する時が来ています。大祭司であり王であるイエスを礼拝し、この方にお従いしましょう。

きょうの祈り

天の父なる神さま。私たちの救い主である主イエスは、王の王であり、私たちのためにとりなしをしてくださる大祭司です。主イエスにお従いします。主イエス・キリストの御名によって祈ります。
アーメン。

年間聖書通読

イザヤ書32~33、ローマ人への手紙13

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