5 あなたがたの先祖たちは今、どこにいるのか。預言者たちは永遠に生きているだろうか。
6 しかし、わたしのしもべ、預言者たちにわたしが命じた、わたしのことばとおきてとは、あなたがたの先祖たちに追い迫ったではないか。そこで彼らは立ち返って言った。「万軍の【主】は、私たちの行いとわざに応じて、私たちにしようと考えられたとおりを、私たちにされた」と。
「あなたがたの先祖たちは今、どこにいるのか」(5a節)とあります。これは神からイスラエルの民への問いかけです。当然答えは、「彼らは預言者たちが預言したとおりに、裁きを受けて死にました」というものです。次に、「預言者たちは永遠に生きているだろうか」(5b節)という言葉がきます。これは民から神への問いかけです。つまり、「預言者たちもまた死んだ。先祖たちも預言者たちもともに死んだとするなら、両者に何の違いがあるのか」というのが民の反論(疑問)です。
それに対する神の回答が6節です。「しかし、わたしのしもべ、預言者たちにわたしが命じた、わたしのことばとおきてとは、あなたがたの先祖たちに追い迫ったではないか。そこで彼らは立ち返って言った。『万軍の【主】は、私たちの行いとわざに応じて、私たちにしようと考えられたとおりを、私たちにされた』と」。(1)神が預言者たちを通して語ったことばは、イスラエルの民に悔い改めを迫りました。(2)これは申命記28章の規定のとおりです。イスラエルの民が罪に陥った時に、祝福の代わりにのろいが彼らに「追いつき」、彼らを「根絶やし」にしたのです。(3)その結果、捕囚の地で先祖たちは悔い改めたのです。悔い改めは、罪の赦しをもたらします。
預言者たちは死にましたが、彼らが語った預言(神のことば)は成就しました。これはイザヤ40:6 ~ 8に記されている原則そのものです。「『呼ばわれ』と言う者の声がする。私は、『何と呼ばわりましょう』と答えた。『すべての人は草、その栄光は、みな野の花のようだ。【主】のいぶきがその上に吹くと、草は枯れ、花はしぼむ。まことに、民は草だ。草は枯れ、花はしぼむ。だが、私たちの神のことばは永遠に立つ』」。ペテロはイザヤ書のこのことばを引用し、「あなたがたに宣べ伝えられた福音のことばがこれです」(1 ペテ1:23~ 25参照)と書いています。
ゼカリヤ書のイントロダクションの部分(1:1~6)で、ゼカリヤはイスラエルの民に、悔い改めて【主】に帰るように勧めました。もし【主】に帰れば、【主】もまた彼らに帰ってくださるというのです。この真理は今も変わりません。それゆえ、罪から離れ、【主】に立ち帰る人は幸いです。
きょうの祈り
天の父なる神さま。福音のことばは永遠に立つ神の約束です。その福音を信じる者とされたことを感謝します。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
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