20 その月の二十四日、ハガイに再び次のような【主】のことばがあった。
21 「ユダの総督ゼルバベルに次のように言え。わたしは天と地とを揺り動かし、
22 もろもろの王国の王座をくつがえし、異邦の民の王国の力を滅ぼし、戦車と、それに乗る者をくつがえす。馬と騎兵は彼ら仲間同士の剣によって倒れる。
23 その日、─万軍の【主】の御告げ─シェアルティエルの子、わたしのしもべゼルバベルよ、わたしはあなたを選び取る。─【主】の御告げ─わたしはあなたを印形のようにする。わたしがあなたを選んだからだ。─万軍の【主】の御告げ─」
第3と第4 のメッセージは、同じ日に与えられました(第9の月の24 日、2:10参照)。第3のメッセージまでは、ゼルバベルと大祭司ヨシュアに与えられたものでしたが、第4 のメッセージは、ゼルバベルのみに語られています。「ユダの総督ゼルバベルに次のように言え。わたしは天と地とを揺り動かし、もろもろの王国の王座をくつがえし、異邦の民の王国の力を滅ぼし、戦車と、それに乗る者をくつがえす。馬と騎兵は彼ら仲間同士の剣によって倒れる」(21~22節)とあります。(1)「天と地を揺り動かし」という言葉が出ていますが、これは2:6にすでに出ていました。この言葉は、メシア的王国が成就する前の大患難時代を預言したものです。(2)この時、反キリストは破れ(もろもろの王座をくつがえし)、反キリストの軍勢は倒されます。ハルマゲドンの戦いにおいて、このことが成就します。
「その日、─万軍の【主】の御告げ─シェアルティエルの子、わたしのしもべゼルバベルよ、わたしはあなたを選び取る。─【主】の御告げ─わたしはあなたを印形のようにする。わたしがあなたを選んだからだ。─万軍の【主】の御告げ─」(23節)とあります。(1)ユダの総督ゼルバベルに、大いなる励ましの言葉が語られました。彼は、「わたしのしもべゼルバベル」と呼ばれ、「わたしはあなたを選び取る」との約束を受けています。(2)「印形」というのは、王が公文書にサインする際に用いた「王の印」、「権威の印」(エス8:8参照)のことです。王の印形は、王自身がその指にはめており、王から離れることはありません。(3)その印形のように、神はゼルバベルを特別に扱い、彼から離れることはないのです。
メシア的王国においては、王としてのキリストの統治下に、ユダヤ人の政府と、異邦人の政府ができます。ユダヤ人の政府の中には、複数の首長(君主)が置かれます(イザ32:1、エゼ45:8参照)。復活したゼルバベルは、その首長のひとりとなります。試練の中にいたゼルバベルに遠い将来の約束が与えられ、その祝福の言葉によって彼は大いに祝されました。クリスチャン生活においても試練が襲ってくることがあります。しかし、神は試練の中に置かれている聖徒たちに励ましの言葉を与えてくださいます。明日という日に希望の光を見る人は幸いです。死後のいのちの希望を持つ人は幸いです。
きょうの祈り
天の父よ。私は、苦難の日にあなたに向かって叫びます。どうか私を支え、私に希望を与え続けてください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
年間聖書通読
列王記第二21~22、詩篇47~48
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