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ハガイ書2:15~19

15 さあ、今、あなたがたは、きょうから後のことをよく考えよ。【主】の神殿で石が積み重ねられる前は、

16 あなたがたはどうであったか。二十の麦束の積んである所に行っても、ただ十束しかなく、五十おけをもうと酒ぶねに行っても、二十おけ分しかなかった。

17 わたしは、あなたがたを立ちれと黒穂病くろほびょうとで打ち、あなたがたの手がけた物をことごとくひょうで打った。しかし、あなたがたのうちだれひとり、わたしに帰って来なかった。─【主】の御告げ─

18 さあ、あなたがたは、きょうから後のことをよく考えよ。すなわち、第九の月の二十四日、【主】の神殿のいしずええられた日から後のことをよく考えよ。

19 種はまだ穀物倉こくもつぐらにあるだろうか。ぶどうの木、いちじくの木、ざくろの木、オリーブの木は、まだ実を結ばないだろうか。きょうから後、わたしは祝福しよう。」

第3のメッセージ(2)

これまでのことを振り返れ

前回の箇所では、「聖」は転移しないが、「汚れ」は転移するという例話が語られました。きょうの箇所では、神殿再建が中止されて以降、状況が悪化したことが指摘されます。
「さあ、今、あなたがたは、きょうから後のことをよく考えよ。【主】の神殿で石が積み重ねられる前は、あなたがたはどうであったか。…」(1516節)。(1)「きょうから後のこと」と訳されている言葉(マーエラー)は、「きょう以前」とも「以後」とも訳せるものです。文脈から言うと、「きょう以前」がいいと思います。つまり、神殿再建に着手しながらそれを放置した15年間のことを思い起こせ、と言うのです。(2)その15年間に畑の収穫は激減しました。20の麦束を積む場所に来ても、そこには半分の10束しかなく、50おけのぶどう酒を汲もうとして酒ぶねに行っても、20おけ分しか汲めなかったのです。(3)不作の原因は、民の不信仰です。それゆえ神は、育った作物を 立ち枯れ、 黒穂病、 雹で打たれました。

祝福の約束

「さあ、あなたがたは、きょうから後のことをよく考えよ。すなわち、第九の月の二十四日、【主】の神殿の礎が据えられた日から後のことをよく考えよ」(18節)。(1)ここでは、再建工事を開始してからきょうまでのこと(第6の月の24日~第9の月の24日までの3カ月間のこと。1:15参照)を考えよという命令が下っています。その3カ月間は、民が【主】のことばに従い再建工事を行った期間です。その間にも、豊かな収穫はありませんでした。(2)「種はまだ穀物倉にあるだろうか。ぶどうの木、いちじくの木、ざくろの木、オリーブの木は、まだ実を結ばないだろうか」(19a節)。この質問は、「否」という答えを想定したものです。種は穀物倉になく、ぶどう、いちじく、ざくろ、オリーブの収穫もまだありません。その理由は、民の汚れが収穫物に転移したからです。(3)「きょうから後、わたしは祝福しよう」(19b節)。しかし、翌年の収穫は大いに祝されます。その理由は、この3カ月間で民が【主】への信頼を表明したからです。「きょうから後、わたしは祝福しよう」というのは、人間による収穫予想ではなく、【主】からの収穫の約束です。
民の霊的状態と、畑の収穫物の状態とが相関関係にあることに注目しましょう。霊的祝福と肉体的祝福は、ともに神からの賜物たまものであることを覚えましょう。

きょうの祈り

天の父よ。私が受けている祝福は、すべてあなたから与えられたものです。きょうもあなたをあがめる歩みをさせてください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

年間聖書通読

列王記第二19~20、使徒の働き28

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