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ハガイ書1:1

1 ダリヨス王の第二年の第六の月の一日に、預言者ハガイを通して、シェアルティエルの子、ユダの総督ゼルバベルと、エホツァダクの子、大祭司ヨシュアとに、次のような【主】のことばがあった。

はじめに

預言者ハガイ

きょうからハガイ書の学びを開始します。「ダリヨス王の第二年の第六の月の一日に、預言者ハガイを通して、シェアルティエルの子、ユダの総督ゼルバベルと、エホツァダクの子、大祭司ヨシュアとに、次のような【主】のことばがあった」(1 節)とあります。
(1)ハガイはユダとエルサレムにおいて活動した預言者です。彼の系図は記されてありませんので、父親の名は不明です。「ハガイ」という名は、ヘブル語の「祭り(ハグ)」から来たものです。彼は、ゼカリヤと同時代の預言者(捕囚期後の預言者)です(エズ5:1、6:14、ゼカ8:9など参照)。(2)彼に主のことばが下ったのは、「ダリヨス王の第二年の第六の月の一日」です。これは、前520年に当たります。ハガイが活動した期間は、この時からわずか3 ~4カ月に過ぎませんが、それでも彼は、自らの使命を忠実に果たしました。(3)ハガイ書の強調点の一つは、「【主】が語られた」という点です。神のことばは、預言者ハガイを通して、 ユダの総督ゼルバベルと、 大祭司ヨシュアに与えられました。(4)ハガイ書の主要テーマは、「先延ばしにすることの危険性」ということです。

時代背景

(1)ペルシヤ王クロスは、前538年に勅令を出し、すべての民が故国に帰還することを許可しました。この勅令ちょくれいによって、ユダヤ人にもバビロンからエルサレムへの帰還と、その地での神殿再建が許可されました(エズ1:2~4、6:3~5)。(2)総督ゼルバベルにひきいられてエルサレムに帰還した約5万人のユダヤ人は、すぐに神殿の再建を開始しました。(3)神殿の基礎は2年後に完成しましたが、サマリヤ人と周辺民族による妨害があり、この事業は一時中断されました。その状態がダリヨス大王の代まで続きました(エズ4:1~5、24)。ハガイとゼカリヤが預言者としての活動を開始したのは、ダリヨスの第2年目(前520年)のことでした。
神殿再建の事業が進まないのは、外部に敵がいるからではなく、イスラエル人の内部に問題があるからです。彼らは無気力であり、不信仰であり、決断を先延ばしにしていました。そこに最大の問題があったのです。それは、現代の私たちが直面する問題ともよく似ています。自らの内に、決断を避けようとする思いがないかどうか、聖霊によって吟味していただきましょう。

きょうの祈り

天の父なる神さま。私の無気力、不信仰、決断を先延ばしにする性質を、お赦しください。御心と分かっていることを実行する力を与えてください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。
アーメン。

年間聖書通読

列王記第二1~2、使徒の働き21

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