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ゼパニヤ書3:1~5

1 ああ。反逆と汚れに満ちた暴力の町。

2 呼びかけを聞こうともせず、らしめを受け入れようともせず、【主】に信頼せず、神に近づこうともしない。

3 その首長たちは、町の中にあってほえたける雄獅子おじし。そのさばきつかさたちは、日暮れの狼だ。朝まで骨をかじってはいない。

4 その預言者たちは、ずうずうしく、裏切る者。その祭司たちは、聖なる物を汚し、律法を犯す。

5 【主】は、その町の中にあって正しく、不正を行わない。朝ごとに、ご自分の公義を残らず明るみに示す。しかし、不正をする者ははじを知らない。

エルサレムの裁き

堕落の町

周辺諸国の裁きがリストアップされた後、最後にエルサレムの裁きが宣告されます。1~5節は預言者の言葉、6~8節は【主】ご自身のことばとなっています。(1)冒頭の言葉「ああ」(新改訳)は、「わざわいなるかな」(口語訳)、「災いだ」(新共同訳)などと訳されています。これは、呪いの運命を嘆くと同時に、後悔を表明した言葉です。エルサレムに裁きが下る理由は、そこが「反逆と汚れに満ちた暴力の町」だからです。(2)エルサレムの4つの罪が指摘されます。エルサレムは、預言者の呼びかけを聞こうともしない町です。神の民が神のことばを伝える預言者に耳を傾けないなら、それは、神の民としての特権と義務を放棄ほうきしたことになります(申4:3236参照)。また、預言者が語る懲らしめを受け入れようともしない町です。【主】に信頼しない町です。つまり、【主】への信仰がない町です。神に近づこうともしない町です。彼らは、【主】ではなく偶像に近づいていました。

堕落した指導者たち

4種類の指導たちの罪が指摘されます。(1)「その首長たちは…ほえたける雄獅子」とあります。彼らには民をやしなう義務がありましたが、彼らは雄獅子のように民を襲い、貪欲どんよくに振る舞っていました。(2)「そのさばきつかさたちは、日暮れの狼」とあります。これは、裁判官たちもまた、夜行性の狼のように利己的な欲望のままに行動していたということです。(3)「その預言者たちは、ずうずうしく、裏切る者」とあります。この時代の預言者たちの堕落には、目に余るものがありました(エレ8:10参照)。(4)「その祭司たちは、聖なる物を汚し、律法を犯す」とあります。【主】の御心を教えるべき祭司が、聖と俗との区別を教えることに失敗していました。
エルサレムの堕落とは対照的に、【主】の正しさが強調されます。「【主】は,その町の中にあって正しく、不正を行わない」とあります。神の民がいかに不正を行ったとしても、【主】は正しいお方です。主イエスは、エルサレムのために嘆いてこう言われました。「ああ、エルサレム、エルサレム。預言者たちを殺し、自分につかわされた人たちを石で打つ者。わたしは、めんどりがひなを翼の下に集めるように、あなたの子らを幾たび集めようとしたことか。それなのに、あなたがたはそれを好まなかった」(マタ2337)。主イエスの呼びかけに応答する人は幸いです。

きょうの祈り

イエス・キリストの父なる神さま。私はあなたの民です。あなたのことばに耳を傾け、あなたの御心に従って歩みます。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

年間聖書通読

列王記第一11~12、使徒の働き17

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