4 わたしの手を、ユダの上に、エルサレムのすべての住民の上に伸ばす。わたしはこの場所から、バアルの残りの者と、偶像に仕える祭司たちの名とを、その祭司たちとともに断ち滅ぼす。
5 また、屋上で天の万象を拝む者ども、また、【主】に誓いを立てて礼拝しながら、ミルコムに誓いを立てる者ども、
6 また、【主】に従うことをやめ、【主】を尋ね求めず、主を求めない者どもを断ち滅ぼす。
普遍的な裁きが下ることを冒頭(2~3節)で述べたゼパニヤは、次に神の民であるユダに下る裁きについて預言します。「わたしの手を、ユダの上に、エルサレムのすべての住民の上に伸ばす」(4節a)とあります。(1)神の手が伸ばされるとは、信者の場合は守りを、不信者の場合は裁きを意味しています。ここでは後者の意味です。(2)普遍的な審判が下るのですが、その中でも特にユダの上にきびしい裁きが下ります。さらに言えば、そのユダの中でもエルサレムに下る裁きが最悪のものです。エルサレムは神の都であり、国の指導者たちの背信は見逃すことができないからです。
次にゼパニヤは、5種類の人々を糾弾しています。(1)「バアルの残りの者」が裁かれます。ヨシヤ王の時代に宗教改革が行われ、バアル礼拝に走る者の数は少なくなっていました。それでも少数の者たちが残っていました。「バアルの残りの者」とはそういう意味です。その中には「アシュタロテ(バアルに対応する女神)」を礼拝する者たちも含まれていました。(2)「偶像に仕える祭司」も滅ぼされます。「祭司たちの名」とあるのは、その名声が消えてなくなることを意味しています。(3)「天の万象を拝む者ども」も滅ぼされます。「屋上で」とあるのは、この地方の家屋の構造上、屋根の部分が屋上になっており、人々はそこに上って天の万象を見上げていたからです。申命記4:19 は天体の礼拝を禁じています。「また、天に目を上げて、日、月、星の天の万象を見るとき、魅せられてそれらを拝み、それらに仕えないようにしなさい。それらのものは、あなたの神、【主】が全天下の国々の民に分け与えられたものである」。(4)「【主】に誓いを立てて礼拝をしながら、ミルコムに誓いを立てる者ども」も滅ぼされます。彼らは、二心の者たちです。天体礼拝やミルコム礼拝は、マナセ、アモンの治世において広く行われていたことです。その悪習慣は、ヨシヤの治世になっても残っていたのです。(5)「【主】に従うことをやめた者たち」も裁かれます。
ゼパニヤはまず、神の民の宗教的な罪を指摘しました。神以外のものを神とすることほど恐ろしい罪はありません。それは、すべての堕落の根底にある罪です。神以外のものを排除し、神を神として崇めることを学びましょう。神は私たちを赦すために待っていてくださいます。
きょうの祈り
天の父なる神さま。宗教的罪、霊的罪ほど恐ろしいものはありません。あなただけを神として礼拝します。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
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