9 あなたがたは【主】に対して何をたくらむのか。主はすべてを滅ぼし尽くす。仇は二度と立ち上がれない。
10 彼らは、からみついたいばら。大酒を飲んだ酔っぱらいのようであっても、かわいた刈り株のように、全く焼き尽くされる。
11 あなたのうちから、【主】に対して悪巧みをし、よこしまなことを計る者が出たからだ。
12 【主】はこう仰せられる。「彼らは安らかで、数が多くても、刈り取られて消えうせる。わたしはあなたを苦しめたが、再び、あなたを苦しめない。
13 今、わたしは彼のくびきをあなたからはずして打ち砕き、あなたをなわめから解き放す。」
ニネベ(アッシリヤ)の滅びが予告されます。「あなたがたは【主】に対して何をたくらむのか。主はすべてを滅ぼし尽くす。仇は二度と立ち上がれない」。(1)ニネベの罪はすべて、【主】に対するものです。それゆえ、【主】からの裁きがニネベに下ります。その裁きによってニネベは二度と立ち上がれなくなります(再建されなくなる)。(2)「からみついたいばら」は、乾いていて燃えやすいものですが、ニネベもまたそのようにすぐに燃え尽きてしまいます。(3)「大酒を飲んだ酔っぱらい」は、現実と夢の区別がつかず、誤った希望を抱くものです。まさにそれが、ニネベの状態です。いかに彼らが誤った希望を持っていたとしても、「かわいた刈り株のように、全く焼き尽くされる」のです。(4)その理由は、「あなたのうちから、【主】に対して悪巧みをし、よこしまなことを計る者が出たからだ」。具体的には、「【主】に対して悪巧みをし、よこしまなことを計る者」とは、セナケリブのことです。彼のことは、「よこしまなことを計る者」(新改訳)、「よこしまな事を勧める者」(口語訳)、「よこしまな事を謀る者」(新共同訳)などと訳されています。「よこしまなこと」はヘブル語では「べリアル」です。これは、旧約聖書においてはサタンの呼称です。つまり、セナケリブというアッシリヤの王は、サタンの使者だということです。セナケリブがどのようにしてユダを攻撃し、苦しめたかは、イザヤ書36章と37章に詳しく記録されています。
次に、ユダに対する慰めの言葉が語られます。「彼らは安らかで、数が多くても、刈り取られて消えうせる。わたしはあなたを苦しめたが、再び、あなたを苦しめない。今、わたしは彼のくびきをあなたからはずして打ち砕き、あなたをなわめから解き放す」。(1)「彼ら」というのは、アッシリヤ軍のことです。エルサレムを包囲した時、彼らは自軍の兵士の数の多さのゆえに勝利を確信し、心安らかに休んでいました。(2)しかし、いかに数の上で勝っていても、【主】の前では敗北するしかありません。「刈り取られて消えうせる」とは、羊飼いが羊の毛を切る様子、あるいは、地主が伸びた草を刈る様子を連想させます。古代の戦争では、勝者が敗者を辱めるために、ひげや髪の毛をそり落とすのは珍しいことではありません。(3)アッシリヤの滅びと同時に、【主】はユダの解放を預言されます。その預言は、ユダにとっては喜びの知らせとなりました。
いかに権勢を誇っても、【主】に敵対する者は必ず滅びます。【主】を恐れ、【主】に従うことを学びましょう。【主】にあって希望を抱き続けるなら、必ず解放の時が訪れます。
きょうの祈り
イスラエルの神よ。あなたに敵対する者たちが必ず滅びて行くことは、歴史が証明しています。どうか私を、あなたに忠実な者としてください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
年間聖書通読
サムエル記第一14~15、詩篇35~36
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