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マルコの福音書13:28~31

28 いちじくの木から、たとえを学びなさい。枝が柔らかになって、葉が出て来ると、夏の近いことがわかります。

29 そのように、これらのことが起こるのを見たら、人の子が戸口まで近づいていると知りなさい。

30 まことに、あなたがたに告げます。これらのことが全部起こってしまうまでは、この時代は過ぎ去りません。

31 この天地は滅びます。しかし、わたしのことばは決して滅びることがありません。

いちじくの木のたとえ

いちじくの木とは

いちじくの木は何を表わしているのでしょうか。通常は、いちじくの木はイスラエルであると説明されることが多いようです。しかし、聖書では、ぶどうの木がイスラエルを象徴することはあっても、いちじくの木がイスラエルを象徴することはありません。きょうの箇所では、いちじくの木の特徴を用いて、あるたとえが語られているのです。(1)いちじくの木は、春になると枝がやわらかになり、葉をつけます。それによって、夏が近いことがわかります。(2)それと同じように、イエスが語られた「これらのこと」が起こるのが見えたら、再臨が近いことがわかります。ここでの強調点は、「近い」ということにあります。(3)「これらのこと」とは、「荒らす憎むべきもの」(1314)の出現です。「荒らす憎むべきもの」が現われたなら、主の再臨は近いということです。(4)実際には、「荒らす憎むべきもの」の出現から3年半後に、主の再臨があります。
ここで語られている再臨とは、地上再臨のことで、教会の聖徒たちが天に挙げられる携挙とは別のものです。携挙は、いつ起こるかわかりません。しかし、再臨は「荒らす憎むべきもの」の出現から3年半後に起こります。

主のことばは滅びない

終末の預言が確実なものであることを強調するために、次のことばが語られています。「この天地は滅び去ります。しかし、わたしのことばは決して滅びることがありません」(31節)。確かに、神のことばは普遍であり、いつの時代でも信頼できるものです。キリストはこれら一連の預言を、大患難時代を通過するユダヤ人たちを慰め、励ますために語られました。サタンはユダヤ人たちを抹殺しようとして暗躍します。しかし、神は約束の民を守られます。終末の預言が与えられている理由は、ユダヤ人だけでなく、異邦人クリスチャンである私たちもまた慰めと励ましを受けるためです。
地上にキリストの支配が必ず実現するという預言は、試練の中にいる人にとっては大きな励ましとなります。あなたは、神の約束、励まし、警告に熱心に耳を傾けていましたか。日々のデボーションによって、主からの確信をいただき、困難に立ち向かいましょう。

きょうの祈り

イエス・キリストの父なる神さま。どのような試練の中でも、あなたの守りの御手が約束されていることを感謝します。きょうも、最終的な勝利を信じて、歩みます。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

年間聖書通読

創世記9~10、マルコの福音書 5