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ルツ記2:1~3

1 ナオミには、夫の親戚で、エリメレクの一族に属するひとりの有力者がいた。その人の名はボアズであった。

2 モアブの女ルツはナオミに言った。「どうぞ、畑に行かせてください。私に親切にしてくださる方のあとについて落ち穂を拾い集めたいのです。」すると、ナオミは彼女に、「娘よ。行っておいで」と言った。

3 ルツは出かけて行って、刈る人たちのあとについて、畑で落ち穂を拾い集めたが、それは、はからずもエリメレクの一族に属するボアズの畑のうちであった。

ボアズの畑で

ルツの申し出

突如予期せぬ不幸が襲って来た時、あなたはどのようにそれに立ち向かいますか。その不幸の中に座り込み、自分の人生を呪う人と、置かれた状況の中で精一杯生きようとする人がいるように思います。あなたはどちらのタイプですか。神は後者を祝福し、逃れの道を備えてくださいます。ルツは姑のナオミといっしょにベツレヘムに移り住み、貧しい生活を送るようになりました。しかし、彼女は与えられた境遇の中で精一杯生きようとしています。ルツの生き方から教訓を学んでみましょう。
(1)ルツの謙遜に注目しましょう。彼女は「落ち穂拾い」に行かせてほしいと、ナオミに願い出ています。モーセの律法は、「貧しい者と在留異国人のために」落ち穂拾いを保証しています(レビ記19:9~102322、申命記2419)。落ち穂拾いとは、収穫が終わった畑に落ちている麦の穂を集めることです。ルツは在留異国人で貧しい生活を送っていましたが、それでも、落穂拾いに出かけるためには、かなりの勇気と謙遜が必要だったと思われます。(2)ルツの勤勉に注目しましょう。彼女は、他人の世話になって生活することを拒否しました。自分の手で働いたもので生きようとしたのです。「なまけ者は欲を起こしても心に何もない。しかし勤勉な者の心は満たされる」(箴言13:4)。(3)ナオミはルツに落穂拾いを強制したのではありません。しかし、ルツの申し出を聞いた時、感謝の気持を込めて彼女を送り出しています。

はからずも

舞台裏では、神のドラマが進行していました。(1)「はからずも」という言葉が出てきます。これは、神の摂理の手が働いていたことを示す言葉です。(2)ルツが行った畑は、ボアズという人の畑でした。彼は、エリメレクの一族に属する人、つまり、ナオミの夫の親戚に当たる人で、有力者でした。単に資産家というだけでなく、律法をよく理解し、人格的にも優れた人物であったということです。(3)このふたりの出会いは、神の人類救済計画を大きく前進させることになります。
私たちの人生にも、神の摂理の手が働いています。きょうも、神が私たちを義の道、祝福の大路へと導いてくださるように祈りましょう。

きょうの祈り

全知全能の神よ。どうか私を謙遜で、勤勉な者としてください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

年間聖書通読

ヨブ記13〜15、ピレモンへの手紙