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ローマ人への手紙1:16 〜17

16 私は福音を恥とは思いません。福音は、ユダヤ人をはじめギリシヤ人にも、信じるすべての人にとって、救いを得させる神の力です。

17 なぜなら、福音のうちには神の義が啓示されていて、その義は、信仰に始まり信仰に進ませるからです。「義人は信仰によって生きる」と書いてあるとおりです。

ロマ書のテーマ(2)

神の力

この箇所は、ロマ書全体のテーマを表明したものですが、きょうはその2回目の学びです。パウロは、「私は福音を恥とは思いません」(16節)と言いました。つまり、彼は福音に完璧な信頼を置いていた、それを誇りとしていた、ということです。その理由は、「福音は、神の力」だからです。きょうの箇所には、福音が何であるかという定義は出てきません。それが出てくるのは、1コリント15:3 〜 8です。「私があなたがたに最もたいせつなこととして伝えたのは、私も受けたことであって、次のことです。キリストは、聖書の示すとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、また、ほうむられたこと、また、聖書の示すとおりに、三日目によみがえられたこと…」福音の定義は、以下の3点です。(1)キリストは私たちの罪のために死なれた。(2)墓に葬られた。(3)3 日目によみがえられた。それを信じ、キリストをそのようなお方として信頼した人は救われています。

イザヤ書55:11

パウロのイメージの中には、イザヤ55:11があったに違いありません。「そのように、わたしの口から出るわたしのことばも、むなしく、わたしのところに帰っては来ない。必ず、わたしの望む事を成し遂げ、わたしの言い送った事を成功させる」。(1)神のことばには力があります。ユダヤ人であり、かつてはパリサイ派のラビでもあったパウロは、神のことばの力を信じていました。(2)究極的な神のことばは、イエス・キリストです。つまり、イエス・キリストには力があるということです。パウロはこれも信じていました。(3)神のことばとして地上に来られたイエス・キリストは、父なる神の計画を成し遂げ、成功させました。まさに、イザヤ55:11にあるとおりです。
パウロは、福音の中に神の力が内在していることを確信していました。私たちはどうでしょうか。福音の中に神の力が宿っていると確信して、それを隣人に伝えているでしょうか。福音について、次の3点を再確認しましょう。(1)福音は、御子に関することである。(2)福音は、御子を通して成し遂げられたことである。それゆえ力がある。(3)パウロは、この福音に全幅の信頼を置いていた。
福音に関して、パウロと同じ確信を持つ人は幸いです。

きょうの祈り

イエス・キリストの父なる神さま。福音の中には、あなたの力が宿っています。それを信じて、恵みのことばを隣人に伝えることができますように。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

年間聖書通読

ハガイ書1~2、テモテへの手紙 第一3