サポートする

出エジプト記25:1 〜 7

1 【主】はモーセに告げて仰せられた。

2 「わたしに奉納物をささげるように、イスラエル人に告げよ。すべて、心から進んでささげる人から、わたしへの奉納物を受け取らなければならない。

3 彼らから受けてよい奉納物は次のものである。金、銀、青銅、

4 青色、紫色、緋色の撚り糸、亜麻布、やぎの毛、

5 赤くなめした雄羊の皮、じゅごんの皮、アカシヤ材、

6 燈油、そそぎの油とかおりの高い香のための香料、

7 エポデや胸当てにはめ込むしまめのうや宝石。

幕屋について

文脈の確認

幕屋に関する学びを始める前に、文脈を確認しておこう。(1)出エジプトの目的の一つは、イスラエルの民の中にシャカイナグローリーが宿るということである。そのために必要なのが、幕屋である。(2)モーセの律法は、神の民に生きるための指針(理念)を与えた。幕屋は、神の民に礼拝の方法を教えた。この啓示によって、神の民は神学的盲目から解放されるのである。(3)幕屋や神殿は、神の計画がすべて成就する前の一時的な仕組みである。人類救済計画のゴールは、人が永遠にシャカイナグローリーと共に住むことである。

幕屋を指す5 つの言葉

幕屋を指す言葉が5 つある。(1)聖所(ミクダッシュ)(出エ25:8)は、幕屋の聖さが強調されている言葉である。(2)幕屋(ミシュカン)(出エ25:9)は、神が住む所という面が強調されている。(3)天幕(オヘル)(出エ26:36)は、一時的に住む所である。(4)会見の天幕(オヘル・モエッド)(出エ29:42)は、定められた時と場所、という面が強調されている。(5)あかしの幕屋(ミシュカン・エデュット)(出エ38:21)は、神の律法が安置されているという面が強調されている。

幕屋に関する一般的な情報

「幕屋はメシアの型である」というのは正論だが、極論に走らないように注意する必要がある。(1)第1 の極論は、幕屋の細部に至るまでメシアと結びつける論法である。これは、聖書的裏付けがないことを、主観に基づいて説明しようとするもので、危険である。(2)第2 の極論は、幕屋の中にはメシアの型となるものは何もないとする立場である。この論法では、恵みを見失ってしまう。(3)第3 の道が最善である。幕屋のある部分は、メシアの型(予表)となっている。新約聖書の聖句による裏付けがあるものだけを、メシアの型として採用する。これは、空想的議論から自分を守る最善の方法である。
幕屋は、王なる神が住まう(臨在される)場所(王宮)である。幕屋の登場によって、創世記3 章以降初めて、革命的な変化が起こる。その革命的変化とは、「神の民はシャカイナグローリーと共に住み、なおかつ死なない」というものである。新約時代に生きる私たちには、幕屋は不要である。なぜなら、人間イエスの内にシャカイナグローリー(神の栄光)が宿ったからである。イエスを見た者は、シャカイナグローリーを見、父なる神を見たのである。

きょうの祈り

イエス・キリストの父なる神さま。あなたは王の王、唯一真の神です。私は主イエスを救い主と信じ、神の栄光の中に招き入れられました。感謝します。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

年間聖書通読

イザヤ書24~25、ローマ人への手紙9