13 こういうわけですから、私たちは慰めを受けました。この慰めの上にテトスの喜びが加わって、私たちはなおいっそう喜びました。テトスの心が、あなたがたすべてによって安らぎを与えられたからです。
14 私はテトスに、あなたがたのことを少しばかり誇りましたが、そのことで恥をかかずに済みました。というのは、私たちがあなたがたに語ったことがすべて真実であったように、テトスに対して誇ったことも真実となったからです。
15 彼は、あなたがたがみなよく言うことを聞き、恐れおののいて、自分を迎えてくれたことを思い出して、あなたがたへの愛情をますます深めています。
16 私は、あなたがたに全幅の信頼を寄せることができるのを喜んでいます。
「悲しみの手紙」を運んだのはテトスでしたが、彼はそれまでにコリントの教会を訪問したことはなかったと思われます。あったとしても、短期間の訪問で、コリントの信徒のことはあまり知らなかったようです。彼にとっては、パウロから聞いた情報だけが判断の基準でした。彼は、かなりの緊張感をもって厳しい内容の手紙をコリントの教会に運んだことでしょう。結果は、彼自身が驚くようなものでした。コリントの信徒たちは深い配慮と愛をもって、テトスを受け入れ、もてなしてくれたのです。
パウロは、テトスが喜んで帰還したのを見て、どれほどの喜びを感じたことでしょうか。
パウロが喜んだ理由は、それだけではありません。(1)パウロはテトスに対して、「コリントの信者たちは素晴らしい人々である。だから、今回の手紙を読んだなら、必ず良い方向に軌道修正をするはずだ」と語っていたのです。それがそのとおりになったので、パウロは喜んでいます。(2)パウロは自己弁明を行なっていましたが、コリントの信者たちは、その内容がすべて真実であると認めてくれました。つまり、パウロの人格を信用してくれたのです。これもまた、喜びの理由です。(3)さらに、コリントの信者たちは、パウロが彼らのことについてテトスに誇ったとおりに行動し、パウロに恥をかかせるようなことはありませんでした。これもまた、喜びの理由です。(4)テトス自身は、コリントの信者たちから歓迎されたことを思い起こし、今まで以上に彼らに対する愛情を深めるようになりました。
パウロは16節で、「私は、あなたがたに全幅の信頼を寄せることができるのを喜んでいます」と書いています。この信頼関係を基に、パウロは次の重要なテーマである「献金」(8~9章)に移っていきます。主の業、大きな業が実行されるためには、クリスチャン同士の間に信頼関係が確立されていなければなりません。もし信頼関係が壊れている部分があるなら、その修復のために祈り、行動しましょう。主から知恵と謙遜な心とが与えられるように祈りましょう。
きょうの祈り
天の父なる神さま。どうか、あなたの民の間に、信頼関係が生まれ、育ちますようにお願いします。もし関係が壊れているなら、その部分にあなたの癒しの御手を伸ばしてください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
年間聖書通読
エステル記1~2、ヤコブの手紙5
ハーベスト・タイムによる無料の聖書講解動画(音声)サイト。
毎朝6時にきょうの【クレイ】が
あなたのLINEに届きます!