1 見よ。【主】の日が来る。その日、あなたから分捕った物が、あなたの中で分けられる。
2 わたしは、すべての国々を集めて、エルサレムを攻めさせる。町は取られ、家々は略奪され、婦女は犯される。町の半分は捕囚となって出て行く。しかし、残りの民は町から断ち滅ぼされない。
3 【主】が出て来られる。決戦の日に戦うように、それらの国々と戦われる。
4 その日、主の足は、エルサレムの東に面するオリーブ山の上に立つ。オリーブ山は、その真ん中で二つに裂け、東西に延びる非常に大きな谷ができる。山の半分は北へ移り、他の半分は南へ移る。
5 山々の谷がアツァルにまで達するので、あなたがたは、わたしの山々の谷に逃げよう。ユダの王ウジヤの時、地震を避けて逃げたように、あなたがたは逃げよう。私の神、【主】が来られる。すべての聖徒たちも主とともに来る。
ハルマゲドンの戦いは、12章で取り上げられていました。ここでは再度、ハルマゲドンの戦いに関する預言が語られます。すでに述べたことのくり返しもあれば、新しい情報もあります。「見よ。【主】の日が来る。その日、あなたから分捕った物が、あなたの中で分けられる」(1節)。大患難時代の終わりに起こる戦いが、ハルマゲドンの戦いです。「あなた」というのは、エルサレムのことです。その日、エルサレムは包囲され、略奪され、その場で略奪物が分配されます。
「わたしは、すべての国々を集めて、エルサレムを攻めさせる。町は取られ、家々は略奪され、婦女は犯される。町の半分は捕囚となって出て行く。しかし、残りの民は町から断ち滅ぼされない」(2節)。この節の内容は、12:2 ~ 3の預言の再記述です。ハルマゲドンの戦いでは、すべての異邦人国家がユダの地とエルサレムに向かって攻め上ります。その結果、① 町は征服され、② 家々は略奪され、③ 婦女は犯され、④ 町の人口の半分は捕囚となって出て行きます。⑤ しかし、残りの半分はそこに留まります。
「【主】が出て来られる。決戦の日に戦うように、それらの国々と戦われる」(3節)。この聖句は、メシアの再臨を預言しています。再臨のメシアは、エルサレムを救う前にユダの天幕を救われます。すでに見たように、12:7にはこうありました。「【主】は初めに、ユダの天幕を救われる、ダビデの家の栄えと、エルサレムの住民の栄えとが、ユダ以上に大きくならないためである」。(1)【主】が初めに救うのはユダの住民です。「ユダの天幕」という言葉は、ユダの住民たちが避難所にあって天幕生活をしていることを示しています。その避難の地は、「ボツラ」(今のペトラ)です(イザ34:6、63:1参照)。(2)再臨のメシアは、まずボツラで異邦人の国々を滅ぼし、次にエルサレムの住民のために戦われます。これがハルマゲドンの戦いの終盤戦の順序です。(3)メシアがオリーブ山の頂上に立たれた時、大地震が起こり、地形が激変します。その様子を預言したのが、次回取り上げる4 ~5 節です。
メシアの再臨とメシア的王国の設立は、ユダヤ人にとっても異邦人にとっても、大いなる希望です。その希望を抱き続けることが、日々の歩みの力となります。再臨信仰が与えられていることを、神に感謝しようではありませんか。
きょうの祈り
イエス・キリストの父なる神さま。地上の不公平や不条理は、メシアの再臨の時にすべて正されます。人生の清算の時が来ることを、きょうも覚えさせてください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
年間聖書通読
エレミヤ書22~23、コリント人への手紙 第二1
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