6 【主】の使いはヨシュアをさとして言った。
7 「万軍の【主】はこう仰せられる。もし、あなたがわたしの道に歩み、わたしの戒めを守るなら、あなたはまた、わたしの宮を治め、わたしの庭を守るようになる。わたしは、あなたをこれらの立っている者たちの間で、宮に出入りする者とする。
8 聞け。大祭司ヨシュアよ。あなたとあなたの前にすわっているあなたの同僚たちは、しるしとなる人々だ。見よ。わたしは、わたしのしもべ、一つの若枝を来させる。
9 見よ。わたしがヨシュアの前に置いた石。その一つの石の上に七つの目があり、見よ、わたしはそれに彫り物を刻む。─万軍の【主】の御告げ─わたしはまた、その国の不義を一日のうちに取り除く。
10 その日には、─万軍の【主】の御告げ─あなたがたは互いに自分の友を、ぶどうの木の下といちじくの木の下に招き合うであろう。」
この箇所の2回目の学びです。前回は、メシアの称号に関して、「若枝」=「しもべ」であることを学びました。今回は、「石」について学びます。
「石」という言葉が象徴的に用いられた時は、それはメシアを指します。「見よ。わたしがヨシュアの前に置いた石。その一つの石の上に七つの目があり、見よ、わたしはそれに彫り物を刻む。─万軍の【主】の御告げ─わたしはまた、その国の不義を一日のうちに取り除く」(9節)とあります。(1)この石は、メシアです。「7つの目」があります。7は完全数です。これはメシアがすべてをご存じであること、つまり、メシアの全知と偏在を指しています。メシアは、私たちのための完全な大祭司となられます。(2)「見よ、わたしはそれに彫り物を刻む」とは、その石にメシアの名を刻むという意味です。(3)「わたしはまた、その国の不義を一日のうちに取り除く」とは、メシアを通してイスラエルの回心が成就する、しかも一日でそれが起こるという預言です。「その国」とは2:12の「聖なる地」と同じです。この聖句は、終末時代におけるイスラエルの民族的救いの預言となっています。
「その日には、─万軍の【主】の御告げ─あなたがたは互いに自分の友を、ぶどうの木の下といちじくの木の下に招き合うであろう」(10節)とあります。(1)この聖句は、メシア的王国(千年王国)の成就を預言しています。「その日」とは、終末におけるメシアの再臨の日のことです。(2)イスラエルの救いの後に、地上にメシア的王国が成就します。それは、人々が安全に、繁栄の中で住まう日となります。(3)「ぶどうの木の下といちじくの木の下に招き合うであろう」という表現は、平安と繁栄を示す言葉で、旧約聖書ではよく出てきます(1列4:25、イザ36:16、ミカ4:4など参照)。
今の世は、崩壊の過程をたどっています。神が私たちに用意された祝福は、メシア的王国(千年王国)と、さらにその先にある新天新地(永遠の秩序)です。今自分が歴史のどこに立っているかを認識し、神の計画に沿ってクリスチャン生活を送ることを志そうではありませんか。
きょうの祈り
天の父なる神さま。未来に対する確実な見通しが与えられていることを感謝します。その知識によって、今という時を堅実に生きることができますように。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
年間聖書通読
イザヤ書18~19、ローマ人への手紙8
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