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ゼカリヤ書2:1~5

1 私が目を上げて見ると、なんと、ひとりの人がいて、その手に一本の測りづながあった。

2 私がその人に、「あなたはどこへ行かれるのですか」と尋ねると、彼は答えた。「エルサレムを測りに行く。その幅と長さがどれほどあるかを見るために。」

3 私と話していた御使いが出て行くと、すぐ、もうひとりの御使いが、彼に会うために出て行った。

4 そして彼に言った。「走って行って、あの若者にこう告げなさい。『エルサレムは、その中の多くの人と家畜のため、城壁のない町とされよう。

5 しかし、わたしが、それを取り巻く火の城壁となる。─【主】の御告げ─わたしがその中の栄光となる。』

第3の幻

測り綱を持つ人

第3の幻の内容を要約すると、「エルサレムはメシア的王国(千年王国)の都となる」ということです。今からそのことを確認してみましょう。(1)登場人物は、 ゼカリヤ、 測り綱を持つ人(受肉前のメシア), 一般の御使い、です。(2)測り綱を持つ人は、エルサレムを測りに行こうとしています。測り綱は、建設の作業が始まろうとしていることを示しています。つまりそれは、エルサレム再建の象徴なのです。(3)もうひとりの御使い(一般の御使い)が登場しますが、彼は測り綱を持つ人(メシア)から命令を受け、ゼカリヤ(あの若者)に次のメッセージを伝えます。「エルサレムは、その中の多くの人と家畜のため、城壁のない町とされよう。しかし、わたしが、それを取り巻く火の城壁となる。─【主】の御告げ─わたしがその中の栄光となる」(4 ~5節)

火の城壁

上記4 ~ 5節のことばは、バビロン捕囚から帰還し、霊的にも物質的にも苦悩していたイスラエルの民に大きな励ましを与えました。(1)エルサレムは「城壁のない町」となります。その理由は、城壁で囲めないほど町が繁栄し、多くの人と家畜が住むようになるからです。さらに、「城壁のない町」とは安全な町という意味にもなります。その用語例が、エゼキエル書3811 にあります。「私は城壁のない町々の国に攻め上り、安心して住んでいる平和な国に侵入しよう。彼らはみな、城壁もかんぬきも門もない所に住んでいる」。繁栄したエルサレムの姿は、メシア的王国でのエルサレムの姿です。(2)石の城壁ではなく、【主】ご自身が「火の城壁」となってエルサレムの町を取り巻いてくださいます。エルサレムに攻め上ろうとする者は、すべてその火によって焼き尽くされます。これほど安全なことはありません。(3)きわめつけは、「わたしがその中の栄光となる」という約束です。つまり、エルサレムの町の中にメシアが臨在してくださり、シャカイナグローリーを輝かせてくださるということです。
エゼキエルは、シャカイナグローリー(【主】の栄光)が神殿に帰るのを予見しました(エゼ43:2~ 5)。そしてゼカリヤは、シャカイナグローリーがエルサレムに、また全地に満ちるのを見るのです(141621 参照)。将来に希望を見る人は幸いです。神はご自身の約束を必ず成就してくださる。これが私たちの確信であり、希望です。

きょうの祈り

天の父なる神さま。滅びることのないあなたのおことばを、私たちに与えてくださり感謝します。あなたの約束こそ、私の希望であり、道しるべです。イエス・キリストの御名によって祈ります。
アーメン。

年間聖書通読

イザヤ書10~11、詩篇49~50

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