1 ダリヨス王の第二年の第七の月の二十一日に、預言者ハガイを通して、次のような【主】のことばがあった。
2 「シェアルティエルの子、ユダの総督ゼルバベルと、エホツァダクの子、大祭司ヨシュアと、民の残りの者とに次のように言え。
3 あなたがたのうち、以前の栄光に輝くこの宮を見たことのある、生き残った者はだれか。あなたがたは、今、これをどう見ているのか。あなたがたの目には、まるで無いに等しいのではないか。
きょうの箇所から、ハガイの第2のメッセージが始まります。「ダリヨス王の第二年の第七の月の二十一日に、預言者ハガイを通して、次のような【主】のことばがあった」(1節)とあります。(1)「第7の月の21日」は、1週間の仮庵の祭りの最終日です(レビ23:34 ~43 参照)。通常は、収穫を祝う祭りの時ですが、収穫が乏しいので、この時の民の心は沈んでいたでしょう。(2)ハガイの第2 のメッセージは、このような失望の時、民が神殿再建に着手してから3週間半後にやって来ました。① ユダの総督ゼルバベル(政治的指導者)、② 大祭司ヨシュア(宗教的指導者)、③ 民の残りの者(一般大衆)の3者に、【主】から励ましのことばが届けられます。
【主】からの3つの質問が、神殿の再建に従事している人々の心理状態を描写しています。「あなたがたのうち、以前の栄光に輝くこの宮を見たことのある、生き残った者はだれか。あなたがたは、今、これをどう見ているのか。あなたがたの目には、まるで無いに等しいのではないか」(3節)。(1)最初の質問は、ソロモンの神殿を見た者はだれかと問うています。ソロモンの神殿が破壊されたのは前586年です。その再建が、それから66年後(前520年)に始まりました。つまり、70歳以上の老人ならソロモンの神殿を見たことがあるのです。(2)第2の質問は、その生き残りの者たちは、再建途上の神殿をどう見ているのかと問うています。「これ」とあるのは、神の視点からすると別の神殿ではなく、「一つの神殿(神の家)」という前提があるからです。(3)第3の質問は、「あなたがたの目には、まるで無いに等しいのではないか」というものです。つまり、ソロモンの神殿と比較すると、はるかに劣悪なものしか建てられないということです(エズ3:8 ~13 参照)。
心が萎えている民に対して、神からの激励のことばが届けられます(その内容は次回学びます)。私たちにも、神からの励ましのことばが必要です。少数のクリスチャン、いくら労しても上がらない伝道の成果、貧弱な教会、未信者たちの頑固な心、どれを取っても私たちの心をくじくのに十分です。しかし、神はそういう私たちを励ましてくださいます。「強くあれ。仕事に取りかかれ」と。
きょうの祈り
イエス・キリストの父なる神さま。きょう私は、心に強い衝撃を感じました。どうか私に、励ましのことばを与えてください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
年間聖書通読
列王記第二11~12、使徒の働き24
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