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ミカ書4:9~5:1

9 なぜ、あなたは今、大声で泣き叫ぶのか。あなたのうちに王がいないのか。あなたの議官は滅びうせたのか。子を産む女のような苦痛があなたを捕らえたのか。

10 シオンの娘よ。子を産む女のように、身もだえし、もがき回れ。今、あなたは町を出て、野に宿り、バビロンまで行く。そこであなたは救われる。そこで【主】はあなたを敵の手から贖われる。

11 今、多くの異邦の民があなたを攻めに集まり、そして言う。「シオンが犯されるのをこの目で見よう」と。

12 しかし彼らは【主】の御計らいを知らず、そのはかりごとをさとらない。主が彼らを打ち場の麦束のように集められたことを。

13 シオンの娘よ。立って麦を打て。わたしはあなたのつのを鉄とし、あなたのひづめを青銅とする。あなたは多くの国々の民を粉々に砕き、彼らの利得を【主】にささげ、彼らの財宝を全地の主にささげる。

5 章

1 今、軍隊の娘よ。勢ぞろいせよ。とりでが私たちに対して設けられ、彼らは、イスラエルのさばきつかさのほおつえで打つ。

大患難時代

産みの苦しみ

ミカはメシア的王国の実現と、イスラエルの救いについて預言してきました。きょうの箇所では、メシア的王国が成就する前に襲って来る大患難時代についての預言がなされます。(1)旧約聖書でも新約聖書でも、大患難時代は往々にして「産みの苦しみ」として表現されます。この時代、イスラエルには指導者(王、議官)がいなくなります。そして、「産みの苦しみ」が彼らを襲います。「なぜ、あなたは今、大声で泣き叫ぶのか。あなたのうちに王がいないのか。あなたの議官は滅びうせたのか。子を産む女のような苦痛があなたを捕らえたのか。シオンの娘よ。子を産む女のように、身もだえし、もがき回れ」とある通りです。エレミヤ30:4~ 7では、大患難時代が「ヤコブの苦難の時」と呼ばれています。(2)終末時代においてはバビロンが世界の中心地となります。イスラエルの民はバビロンに連行されます。しかし、【主】はそこでイスラエルの民を敵の手から救出されます。このことに関しては、ゼカリヤ14:1 ~ 2により詳しい預言が出ています。(3)「今、多くの異邦の民があなたを攻めに集まり、そして言う。『シオンが犯されるのをこの目で見よう』と」(11節)。この聖句は、ハルマゲドンの戦いの預言です。ゼカリヤ12:1 ~ 9に、より詳細な預言が出ています。異邦人の軍隊がメギドの平原(イズレエルの谷)に集合し、そこからエルサレムに攻め上ります。彼らはエルサレムを恥辱ちじょくするための戦いをいどみます。(4)預言者ミカは【主】の計画を理解していますが、イスラエルの民はそれを知りません。【主】はエルサレムに留まっているイスラエルの民を力づけ、敵に対して勇敢に戦うように仕向けます。その結果、敵は甚大じんだいな被害を受けます。(5)5:1はヘブル語聖書では4:14 になっています。そこには、「今、軍隊の娘よ。勢ぞろいせよ。とりでが私たちに対して設けられ、彼らは、イスラエルのさばきつかさの頬を杖で打つ」とあります。これは、エルサレムは抵抗するが、最終的には滅ぼされることを示しています。「イスラエルのさばきつかさの頬を杖で打つ」とは、古代中近東の習慣で、戦いに勝利したことを象徴的に表す行為です(2224 参照)。

メシアの再臨

今までの学びを整理すると、次のようになります。(1)異邦人の軍隊がメギドの平原に集結する。(2)彼らはエルサレムに攻め上る。(3)イスラエルの民は大いに健闘するが、少数であるため最後は敗北する。(4)エルサレムで勝利した異邦人の軍隊は、ボツラに避難しているイスラエルの民を滅ぼすためにさらに進軍する。(5)ボツラに隠れているイスラエルの民は、メシアを受け入れる。(6)そしてメシアが地上に再臨される。
預言者ミカは、神からの啓示によって、終末時代に何が起こるかを知っていました。私たちは、その啓示を学ぶことができます。将来に確信を持って、今を生きることができるのは何という幸いでしょうか。そのことのゆえに、【主】の御名をたたえましょう。

きょうの祈り

イエス・キリストの父なる神さま。過去、現在、未来と、あなたは私のために祝福を用意されました。あなたのご計画のゆえに、御名をたたえます。主イエス・キリストの御名によって祈ります。
アーメン。

年間聖書通読

士師記9~10、箴言17

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