1 わたしは言った。聞け。ヤコブのかしらたち、イスラエルの家の首領たち。あなたがたは公義を知っているはずではないか。
2 あなたがたは善を憎み、悪を愛し、人々の皮をはぎ、その骨から肉をそぎ取り、
3 わたしの民の肉を食らい、皮をはぎ取り、その骨を粉々に砕き、鉢の中にあるように、また大がまの中の肉切れのように、切れ切れに裂く。
4 それで、彼らが【主】に叫んでも、主は彼らに答えない。その時、主は彼らから顔を隠される。彼らの行いが悪いからだ。
ミカ書の第2番目のメッセージが、ここから始まります(3 ~ 5章)。ミカはイスラエルの指導者たちを容赦なく糾弾しています。
(1)指導者たちは、民を守り、彼らに祝福をもたらす責務を負っていました。(2)「あなたがたは公義を知っているはずではないか」とあります。つまり、指導者たちは神の律法、正義、裁きを知っていたということです。ミカ6:8には、「主はあなたに告げられた。人よ。何が良いことなのか。【主】は何をあなたに求めておられるのか。それは、ただ公義を行い、誠実を愛し、へりくだってあなたの神とともに歩むことではないか」とあります。また、申命記10:12 ~ 13ではこう命じられています。「イスラエルよ。今、あなたの神、【主】が、あなたに求めておられることは何か。それは、ただ、あなたの神、【主】を恐れ、主のすべての道に歩み、主を愛し、心を尽くし、精神を尽くしてあなたの神、【主】に仕え、あなたのしあわせのために、私が、きょう、あなたに命じる【主】の命令と主のおきてとを守ることである」。(3)しかし彼らは、神の御心を知りながら、それとは正反対のことをしていました。その内容が、2 ~ 3節に書かれています。指導者たちは、まるで野獣が獲物を食いちぎるように民衆を搾取し、苦しめていました。民衆の様子は、敵に包囲された町の住民のようです(Ⅱ列6:29 参照)。申命記28:53 には以下のような預言がありました。「あなたは、包囲と、敵がもたらす窮乏とのために、あなたの身から生まれた者、あなたの神、【主】が与えてくださった息子や娘の肉を食べるようになる」。(4)指導者たちはそのように民を苦しめながら、厚かましくも【主】の助けを求めて祈りました。【主】はその祈りにお答えになったでしょうか。「それで、彼らが【主】に叫んでも、主は彼らに答えない。その時、主は彼らから顔を隠される。彼らの行いが悪いからだ」。指導者たちは民の助けを求める声を無視してきました。それゆえ、神は彼らの声を無視されるのです。罪には同じ種類の罰が下ります。
指導的立場にいる者、特に霊的指導者たちは、自らを省みて、【主】の前に姿勢を正すべきです。多くゆだねられた人には、多くのことが求められます。ペテロは指導者たちにこう勧告しています。「あなたがたのうちにいる、神の羊の群れを、牧しなさい。強制されてするのではなく、神に従って、自分から進んでそれをなし、卑しい利得を求める心からではなく、心を込めてそれをしなさい。あなたがたは、その割り当てられている人たちを支配するのではなく、むしろ群れの模範となりなさい」(Ⅰペテ5:2 ~ 3)。大牧者イエスが現れる時、おほめの言葉をいただき、栄光の冠を受ける人は幸いです。
きょうの祈り
イエス・キリストの父なる神さま。指導者たちが謙遜を身につけ、群れの模範となるような生き方ができますように、守り導いてください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
年間聖書通読
ヨシュア記23~24、ルカの福音書9
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