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サムエル記第一5:8~12

8 それで彼らは人をやり、ペリシテ人の領主を全部そこに集め、「イスラエルの神の箱をどうしたらよいでしょうか」と尋ねた。彼らは、「イスラエルの神の箱をガテに移したらよかろう」と答えた。そこで彼らはイスラエルの神の箱を移した。

9 それがガテに移されて後、【主】の手はこの町に下り、非常な大恐慌を引き起こし、この町の人々を、上の者も下の者もみな打ったので、彼らに腫物ができた。

10 そこで、彼らは神の箱をエクロンに送った。神の箱がエクロンに着いたとき、エクロンの人たちは大声で叫んで言った。「私たちのところにイスラエルの神の箱を回して、私たちと、この民を殺すのか。」

11 そこで彼らは人をやり、ペリシテ人の領主を全部集めて、「イスラエルの神の箱を送って、もとの所に戻っていただきましょう。私たちと、この民とを殺すことがないように」と言った。町中に死の恐慌があったからである。神の手は、そこに非常に重くのしかかっていた。

12 死ななかった者も腫物で打たれ、町の叫び声は天にまで上った。

ガテとエクロンに運ばれた神の箱

ガテ

アシュドデの人々は問題を協議するために人をやり、5都市連合の会議を緊急に開きました。そこには、5都市の領主全員が集まりました。彼らは協議した結果、神の箱をガテに運ぶことにしました。ガテは、5都市連合の中心都市です。ガテの領主には、最大都市としての自負心があったのでしょう。あるいは、アシュドデの人々のふがいなさを見下し、「主の箱など怖くない」という傲慢な思いがあったのかもしれません。
神の箱がガテに運び込まれると、アシュドデで起こったのと同じことが起こりました。(1)彼らは腫物で打たれました。(2)あらゆる階級の人々、年齢の人々が、同じ病気で打たれ、死んでいきました。(3)ガテの住民たちはただちに、神の箱をエクロンに送ることにしました。

エクロン

今度は都市連合の協議によって決まったのではなく、ガテの住民たちの一方的決定だったようです。(1)エクロンに、歓迎せざる客がやって来ました。神の箱が町に着いた時、彼らは「私たちのところにイスラエルの神の箱を回して、私たちと、この民を殺すのか」と大声で叫びました。(2)エクロンでも大恐慌が起こり、死者が続出しました。一命を取り止めた者も、腫物で打たれて苦しめられました。(3)再度都市連合の会議が招集されました。そこで領主たちが出した結論は、神の箱をイスラエルの地に返すということでした。
ペリシテ人たちは、苦難を通して貴重な教訓を学びました。それは、イスラエルの神にまさる神々はないという教訓です。神は私たちの弁護なしに、ご自身でその力と権威とを証明することのできるお方です。状況がいかに悲観的に見えても、神の支配は揺るがないことを覚え、主の御名をほめたたえましょう。「わたしが主である。ほかにはいない。わたしのほかに神はいない」(イザヤ書45:5)。

きょうの祈り

創造主よ。あなたは、「わたしのほかに神はいない」と言われます。そのとおりです。どうか私の心から、偶像礼拝の思いを取り除いてください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

年間聖書通読

レビ記22~23、箴言9