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士師記15:9~17

9 ペリシテ人が上って行って、ユダに対して陣を敷き、レヒを攻めたとき、

10 ユダの人々は言った。「なぜ、あなたがたは、私たちを攻めに上って来たのか。」彼らは言った。「われわれはサムソンを縛って、彼がわれわれにしたように、彼にもしてやるために上って来たのだ。」

11 そこで、ユダの人々三千人がエタムの岩の裂け目に下って行って、サムソンに言った。「あなたはペリシテ人が私たちの支配者であることを知らないのか。あなたはどうしてこんなことをしてくれたのか。」すると、サムソンは彼らに言った。「彼らが私にしたとおり、私は彼らにしたのだ。」

12 彼らはサムソンに言った。「私たちはあなたを縛って、ペリシテ人の手に渡すために下って来たのだ。」サムソンは彼らに言った。「あなたがたは私に撃ちかからないと誓いなさい。」

13 すると、彼らはサムソンに言った。「決してしない。ただあなたをしっかり縛って、彼らの手に渡すだけだ。私たちは決してあなたを殺さない。」こうして、彼らは二本の新しい綱で彼を縛り、その岩から彼を引き上げた。

14 サムソンがレヒに来たとき、ペリシテ人は大声をあげて彼に近づいた。すると、【主】の霊が激しく彼の上に下り、彼の腕にかかっていた綱は火のついた亜麻糸のようになって、そのなわめが手から解け落ちた。

15 サムソンは、生新しいろばのあご骨を見つけ、手を差し伸べて、それを取り、それで千人を打ち殺した。

16 そして、サムソンは言った。「ろばのあご骨で、山と積み上げた。ろばのあご骨で、千人を打ち殺した。」

17 こう言い終わったとき、彼はそのあご骨を投げ捨てた。彼はその場所を、ラマテ・レヒと名づけた。

レヒでの戦い

堕落したユダの人々

霊的に盲目になると、正常なことと異常なことの区別がつかなくなります。あるいは、異常なことを異常と感じられなくなります。神を知らない人たちの世界観や常識は、聖書の真理に敵対するものです。私たちも、霊の目を覚ましていないと、いつの間にかこの世の価値観に巻き込まれてしまいます。きょうの箇所では、霊的に混乱したユダの人々が登場します。
(1)ペリシテ人たちは、サムソンを攻撃することを恐れ、復讐のためにユダの人々を攻めます。レヒはユダ族の領地にあった町です。(2)ユダの人々はペリシテ人が攻め上って来た理由がサムソンにあることを知り、エタムの岩の裂け目にいるサムソンを訪ねます。3,000人が行っているのは、サムソンに敬意を表するためです。(3)ユダの人々は、サムソンとともに敵と戦うのではなく、サムソンのしたことを責めています。堕落したユダの人々の霊性が、ここまで曇っていたことがわかります。(4)彼らはサムソンを縛り、ペリシテ人に渡そうとします。サムソンはそれに同意しますが、自分に撃ちかからないようにと約束させます。それは、同胞のイスラエル人を殺したくなかったからです。(5)そこで彼らはサムソンを2本の新しい綱で縛り、ペリシテ人に引き渡します。

サムソンの戦い

サムソンの姿を見た時、ペリシテ人たちは大いに喜びました。戦わずして、縛られたサムソンを手に入れることができたからです。これで、サムソンを殺すことができます。しかし、彼らは主の霊の力を理解していませんでした。(1)主の霊がサムソンに激しく下り、綱は火のついた亜麻糸のように焼け落ちました。(2)サムソンは生新しいろばのあご骨で、ペリシテ人1,000人を打ち殺しました。(3)サムソンの力は、主の霊から来ていました。
私たちを縛っているものがあるなら、それは聖霊によって取り去られます。聖霊は私たちを解放し、自由にしてくださいます。さらに、取るに足りない「ろばのあご骨」のような私たちを用いて、神の敵を撃破されます。ユダの人々のように敵の言うままになるのではなく、自らを神の前に捧げ、主にある勝利を得ようではありませんか。

きょうの祈り

イエス・キリストの父なる神さま。私の内からあらゆる否定的な考え方を取り除いてください。聖霊で満たし、あなたの器として用いてください。イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

年間聖書通読

ミカ書1〜2、テサロニケ人への手紙 第二2