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出エジプト記37:25 〜 29

25 彼は、アカシヤ材で香のだんを作った。長さは一キュビト、幅は一キュビトの四角形で、高さは二キュビト。これの一部として角をつけた。

26 そして、上面と回りの側面と角を純金でかぶせ、その回りに金の飾り縁を作った。

27 その壇のために、その飾り縁の下の両わきに、相対する両側に二つの金環を作った。それは、壇をかつぐ棒を通す所である。

28 その棒をアカシヤ材で作り、それに金をかぶせた。

29 彼はまた、調合法にしたがい、聖なるそそぎの油と純粋なかおりの高い香を作った。

香の壇と聖なる注ぎの油

香の壇(出30:1 〜10 の成就)

この箇所でも、命令と成就の関係が見られる。香をたくための壇を作るようにとの命令は、出30:1 〜10 で与えられた。その成就が、この箇所(25 〜28 節)である。香の壇は、聖所と至聖所を仕切る垂れ幕のすぐ前に置かれ、毎日、朝と夕暮れにその上で香がたかれた。(1)香をたくのは、任命を受けた祭司の仕事である。幕屋全般わたって言えることだが、【主】が命じた方法で奉仕をすることが重要である。香をたくことも、例外ではない。しかし、アロンの息子のナダブとアビフは、自分勝手に香をたいたため、滅びてしまった。レビ10:1 〜 2にそのことが記録されている。「さて、アロンの子ナダブとアビフは、・・・その上に香を盛り、【主】が彼らに命じなかった異なった火を【主】の前にささげた。すると、主の前から火が出て、彼らを焼き尽くし、彼らは主の前で死んだ」。(2)日々神の前に立ち上る香は、聖徒たちの祈りを象徴している(黙5:8、8:4 参照)。神は、私たちの祈りを麗しい香として受け取ってくださる。主イエスは、「またわたしは、あなたがたがわたしの名によって求めることは何でも、それをしましょう。父が子によって栄光をお受けになるためです」(ヨハ14:13)と言われた。

聖なる注ぎの油(出30:22 〜33 の成就)

幕屋の中をきよめる方法として、血、水、油の3 つが用いられた。(1)聖なる注ぎの油は、神が命じた調合法によって混ぜ合わされた。もし、これに似たものを調合するなら、その者は死ななければならない。香料もまた、神が命じたとおりの調合法で作られた。これと似たものを作って、これをかぐ者は誰でも、死ななければならない。(2)この油は、幕屋の様々な器具を聖別するためのものである。祭司も、この油によって聖別された。(3)メシアとは、「聖なる注ぎの油によって聖別された方」のことである。イザヤは、そのようなメシアの出現を預言し(イザ61:1)、それがイエスにあって成就した(使10:38)。イエスが受けた油注ぎとは、聖霊の油注ぎである。
イエスは、メシアとしての働きに必要な力を聖霊から受けたが、新約時代の信者もまた油注ぎを受ける(2 コリ1:21、1 ヨハ2:20、27 参照)。新約時代の油注ぎは、回心の時に起こることで、それには永続性がある。この油注ぎは、みことばの真理を理解する力と関係がある。聖霊の油注ぎが与えられていることを認め、みことばの学びに取り組もう。

きょうの祈り

イエス・キリストの父なる神さま。聖徒たちの祈りがかぐわしい香であることを知りました。きょうも御前に、あなたに喜ばれる祈りをささげることができますように。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

年間聖書通読

エゼキエル書28~29、詩篇77 ~ 78