24 あなたは彼らの神々を拝んではならない。仕えてはならない。また、彼らの風習にならってはならない。これらを徹底的に打ちこわし、その石の柱を粉々に打ち砕かなければならない。
25 あなたがたの神、【主】に仕えなさい。主はあなたのパンと水を祝福してくださる。わたしはあなたの間から病気を除き去ろう。
26 あなたの国のうちには流産する者も、不妊の者もいなくなり、わたしはあなたの日数を満たそう。
イスラエルの民に、祝福を受けるための条件が告げられる。「あなたは彼らの神々を拝んではならない。仕えてはならない。また、彼らの風習にならってはならない。これらを徹底的に打ちこわし、その石の柱を粉々に打ち砕かなければならない」
(1)「彼らの風習」とは、カナン人の偶像礼拝のことである。偶像からいかなる祝福も期待してはならない。偶像に、いかなるものも捧げてはならない。また、カナン人の堕落した風習にならってはならない。(2)偶像礼拝に関連したものを徹底的に粉砕しなければならない。カナン人の礼拝では、聖なる柱が立てられた。その柱に、人間の形をした像が刻まれた。イスラエルの民は、神々(偶像)を象徴する柱を打ち砕くように命じられた。この箇所から教訓を学ぼう。異教的な土壌で生活する私たち日本人クリスチャンにとって、適用すべき真理が多くある。私たちには、日本の伝統や習慣を、偶像礼拝的なものとそうでないものとに分ける「仕分け作業」が必要である。
「あなたがたの神、【主】に仕えなさい。主はあなたのパンと水を祝福してくださる。わたしはあなたの間から病気を除き去ろう。あなたの国のうちには流産する者も、不妊の者もいなくなり、わたしはあなたの日数を満たそう」。(1)イスラエルの民には、【主】に仕えるべき理由がたくさんある。①【主】は、出エジプトを可能にしてくださった。②【主】は、イスラエルの民と契約を結んでくださった。③【主】は、イスラエルの民をカナンの地に導いてくださる。このような恵みは、そのまま【主】だけを礼拝すべき理由となる。(2)【主】に仕える者に対して、パンと水の祝福が約束される。食べ物と飲み物が豊かになり、健康が祝される。(3)【主】に仕える者に、病の癒しが与えられる。(4)【主】に仕える者に、子孫の繁栄が約束される。流産がなくなり(人間も家畜も)、不妊もなくなる(人間も家畜も)。さらに、長寿が約束される。
私たちが三位一体の神を礼拝する理由は何であろうか。①父なる神は、私を創造し、私を生かしておられる。②子なる神は、私のために死に、復活し、大祭司となられた。③聖霊なる神は、私の内に住み、私の救いを完成させてくださる。偶像ではなく、三位一体の神を礼拝することこそ、クリスチャンの使命であり、特権である。今すぐ、この方に礼拝を捧げよう。
きょうの祈り
天の父よ。すべての祝福があなたから来ていることを忘れてしまうことがあります。お赦しください。今、あなたに心からの感謝と礼拝をおささげします。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
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