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出エジプト記14:13 〜 14

13 それでモーセは民に言った。「恐れてはいけない。しっかり立って、きょう、あなたがたのために行われる【主】の救いを見なさい。あなたがたは、きょう見るエジプト人をもはや永久に見ることはできない。

14 【 主】があなたがたのために戦われる。あなたがたはだまっていなければならない。」

確信に満ちたモーセの言葉

励ましと信仰の言葉

動揺どうようするイスラエルの民に向かって、モーセは励ましの言葉を語る。その言葉は、モーセの信仰告白ともなっている。彼はすでに、エジプトに下った10 の災いから教訓を学んでいた。彼には、【主】の計画が何であるかは分かっていなかったが、敗北するのは自分たちではなく、敵であることを確信していた。
「恐れてはいけない。しっかり立って、きょう、あなたがたのために行われる【主】の救いを見なさい。あなたがたは、きょう見るエジプト人をもはや永久に見ることはできない。【主】があなたがたのために戦われる。あなたがたは黙っていなければならない」。これは、旧約聖書に記録された最も感動的な信仰告白の1 つである。(1)「恐れてはいけない」。つまり、パロとその軍勢を恐れる必要はない。恐るべき方を恐れよ、という意味である。このことは、私たちへの教訓となる。(2)「しっかり立って」。つまり、逃げ出そうとしないで(物理的に不可能ではあるが)、【主】が導かれた場所にとどまれという意味である。ここにも、私たちへの教訓がある。(3)「きょう、あなたがたのために行われる【主】の救いを見なさい」。つまり、【主】からの解決はすみやかに来る、という意味である。「きょう」という言葉に注目しよう。【主】の救いは近い。そして、解決は【主】から来る。(4)「あなたがたは、きょう見るエジプト人をもはや永久に見ることはできない」。つまり、今見ているエジプト人はいなくなるという意味である。翌朝、彼らが見ることになるのは、海に浮かぶエジプト人の死体である。モーセは、エジプト人が海で溺死できしすることを知っていたわけではなかったが、エジプト人が目の前から消え去るという確信は持っていた。(5)「【主】があなたがたのために戦われる」。つまり、イスラエルの民のために、【主】ご自身が戦ってくださるということである。【主】は、風と海の波を軍勢として動員される。それゆえ、自分たちに戦闘の体験がなくても大丈夫だ、ということである。(6)「あなたがたは黙っていなければならない」。つまり、恐れて叫び出すなということであり、戦いのための「ときの声」を上げるなという意味でもある。
指導者の責務は、希望をなくした民衆に向かって、神にある希望を宣言し、彼らを励ますことである。神は言われる。「わたしの義人は信仰によって生きる。もし、恐れ退しりぞくなら、わたしのこころは彼を喜ばない」(ヘブ10:38)

きょうの祈り

天の父よ。モーセと同じ信仰を私にも与えてください。希望をなくした人に、福音を語ることができますように。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

年間聖書通読

ヨシュア記7~8、ルカの福音書3