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出エジプト記8:7 〜 15

7 呪法師たちも彼らの秘術を使って、同じようにかえるをエジプトの地の上に、はい上がらせた。

8 パロはモーセとアロンを呼び寄せて言った。「かえるを私と私の民のところから除くように、【主】に祈れ。そうすれば、私はこの民を行かせる。彼らは【主】にいけにえをささげることができる。」

9 モーセはパロに言った。「かえるがあなたとあなたの家から断ち切られ、ナイルにだけ残るように、あなたと、あなたの家臣と、あなたの民のために、私がいつ祈ったらよいのか、どうぞ言いつけてください。」

10 パロが「あす」と言ったので、モーセは言った。「あなたのことばどおりになりますように。私たちの神、主のような方はほかにいないことを、あなたが知るためです。

11 かえるは、あなたとあなたの家とあなたの家臣と、あなたの民から離れて、ナイルにだけ残りましょう。」

12 こうしてモーセとアロンはパロのところから出て来た。モーセは、自分がパロに約束したかえるのことについて、【主】に叫んだ。

13 【主】はモーセのことばどおりにされたので、かえるは家と庭と畑から死に絶えた。

14 人々はそれらを山また山と積み上げたので、地は臭くなった。

15 ところが、パロは息つく暇のできたのを見て、強情になり、彼らの言うことを聞き入れなかった。【主】の言われたとおりである。

第二の災い(2)

結果(7 〜15 節)

(1)災いの程度については、最初の3 つの災いは「煩わしいもの」である。(2)エジプトの呪法師たちも、同じ現象を作り出すことができた。呪法師たちは、蛙を増やせても、それを取り除くことはできなかった。(3)パロは、モーセとアロンに、「かえるを私と私の民のところから除くように、【主】に祈れ。そうすれば、私はこの民を行かせる。彼らは【主】にいけにえをささげることができる」と語った。(4)モーセが「時間の指定」を迫ると、パロは、「あす」と答えた。ひょっとしたら、「あす」になると自然に解決するかもしれないと思ったのかもしれない。あるいは、このような奇跡を行うための儀式は、準備にそれくらいの時間がかかると思ったのかもしれない。(5)モーセは、「あなたのことばどおりになりますように」と応じ、「私たちの神、主のような方はほかにいないことを、あなたが知るためです」と言った。(6)モーセが祈ると、蛙は死に絶え、ナイルにだけ残った。エジプト人のために祈ることによって、モーセはとりなしの祈り手として成長して行った。やがて彼は、荒野でイスラエルの民のために何度も【主】の前にとりなしをするようになる。(7)蛙は死に絶え、ナイルにだけ残った。その結果、蛙の死骸しがいでエジプト全土が臭くなった。それでもパロは、心を頑なにした。

第二の災いで打たれたエジプトの偶像

第二の災いで打たれたエジプトの偶像は、少なくとも2 つある。
Hapi【ハピィ】(ナイルの霊。堆積物を管理する豊穣の男神。乳房と妊婦の腹を持つ)。ハピィは、基本的には豊穣の神である。男神でありながら、女性のような形をしているグロテスクな神である。ハピィは、すでに第一の災いで打たれたが、再度辱められている。ハピィは、蛙の災いからナイル川を守ることができなかった。
Heqt【ヘクト】(体は女性で顔は蛙。クヌムの妻。復活と豊穣の象徴)。ヘクトは、蛙の神である。第二の災いでヘクトは打たれた。エジプト人たちは、ヘクトが無力な神であることを知るようになる。
パロの愚かさから教訓を学ぼう。私たちの内に、「あす」と言い続けている不信仰な要素はないだろうか。「きょう、もし御声を聞くならば、御怒りを引き起こしたときのように、心をかたくなにしてはならない」(ヘブ3:15)。今は恵みの時である。

きょうの祈り

【主】なる神よ。きょうという日を生かして、あなたに従う生活を始めることができますように私を励ましてください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

年間聖書通読

民数記15~16、箴言11