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創世記23:1~2

1 サラの一生、サラが生きた年数は百二十七年であった。

2 サラはカナンの地のキルヤテ・アルバ、すなわちヘブロンで死んだ。アブラハムは来てサラのためになげき、泣いた。

サラの死

サラの一生

「サラの一生、サラが生きた年数は百二十七年であった」。(1)聖書の中で、死んだ時の年齢が書かれている女性は、サラだけである。その理由は、彼女の果たした役割が非常に大きかったからである。サラもまた、信仰の偉人である。(2)ちなみに、サラが死んだ時のアブラハムの年齢は137 歳、イサクの年齢は37 歳であった。(3)サラは、キルヤテ・アルバ(4 人の村という意味)で死んだ。そこは、後にヘブロン(友だちという意味)と呼ばれるようになる。アブラハムが「神の友」と呼ばれたために、アブラハムにちなんでヘブロンとなったのである。(4)サラが死んだ時、アブラハムは彼女のそばにいなかった。彼はベエル・シェバに住んでいたと思われるが、なぜ2 人が別居していたのか、その理由は分からない。(5)アブラハムはサラを埋葬まいそうするために、ヘブロンまでやって来た。約40km の距離を移動したのである。次にアブラハムは、サラを埋葬するための墓地を手に入れようとする。その内容は、次回学ぶ。

サラをたたえることば

聖書には、サラをたたえることばが出てくる。サラの物語を終える前に、それを見てみよう。
「義を追い求める者、【主】を尋ね求める者よ。わたしに聞け。あなたがたの切り出された岩、り出された穴を見よ。あなたがたの父アブラハムと、あなたがたを産んだサラのことを考えてみよ。わたしが彼ひとりを呼び出し、わたしが彼を祝福し、彼の子孫をふやしたことを」(イザ51:1 ~2)
「信仰によって、サラも、すでにその年を過ぎた身であるのに、子を宿す力を与えられました。彼女は約束してくださった方を真実な方と考えたからです」(ヘブ11:11)
「むかし神に望みを置いた敬虔けいけんな婦人たちも、このように自分をかざって、夫に従ったのです。たとえばサラも、アブラハムを主と呼んで彼に従いました。あなたがたも、どんなことをも恐れないで善を行えば、サラの子となるのです」(1 ペテ3:5 ~6)
サラの信仰から、はげましを受け取ろう。彼女は、不信仰のゆえに笑ったこともあったが、最後は神の約束を信じた。つまり、約束された神を真実な方と考えたのである。私たちは、信仰によって「アブラハムの子」であり「サラの子」である。私たちが信じている方は、約束されたことを必ず成就される。

きょうの祈り

アブラハム、イサク、ヤコブの神よ。私もまた、サラの信仰から多くの恵みを与えられています。サラの信仰にならう者とならせてください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

年間聖書通読

レビ記20 ~ 21、マタイの福音書2

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