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申命記3:1 〜 11 (新改訳2017)

1 私たちはバシャンへの道を上って行った。するとバシャンの王オグとそのすべての兵は、エデレイで私たちを迎え撃つために出て来た。

2 そのとき、【主】は私に言われた。「彼を恐れてはならない。わたしは、彼とそのすべての兵とその地を、あなたの手に渡している。あなたは彼に対して、ヘシュボンに住んでいたアモリ人の王シホンにしたように行わなければならない。」

3 こうして私たちの神、【主】は、バシャンの王オグとそのすべての兵を私たちの手に渡されたので、私たちはこれを討ち、一人の生存者も残さなかった。

4 そのとき、私たちは彼のすべての町を攻め取った。私たちが取らなかった町は一つもなかった。取った町は六十、アルゴブの全地域であり、バシャンのオグの王国であった。

5 これらはみな、高い城壁と門とかんぬきのある要害の町であった。このほか、城壁のない村も非常に多かった。

6 私たちはヘシュボンの王シホンにしたように、これらを聖絶した。そのすべての町、男、女および子どもを聖絶した。

7 ただし、すべての家畜と、町々での略奪物は私たちのものとした。

8 このようにして、そのとき私たちは、二人のアモリ人の王の手からヨルダンの川向こうを、アルノン川からヘルモン山まで取った。

9 ──シドン人はヘルモンをシルヨンと呼び、アモリ人はこれをセニルと呼んでいる──

10 すなわち、高原のすべての町、ギルアデの全土、バシャンの全土、サルカおよびエデレイに及ぶ、バシャンのオグの王国の町々である。

11 ──バシャンの王オグはレファイムの唯一の生き残りであった。見よ。彼の寝台は鉄の寝台で、それはアンモン人のラバにあるではないか。その長さは規準のキュビトで九キュビト、その幅は四キュビトである──

バシャンの王オグとの戦い

バシャンへの道

 約束の地に入るためには、ある地点でヨルダン川を渡る必要があった。バシャンは、その渡河地点よりもさらに北に位置していたので、イスラエルの民がそこまで行く必要はなかった。しかし、もしバシャンの王オグを無視するなら、川を渡るために左に折れた途端に、オグの軍勢に右翼を攻められることになる。そのため、先に進む前にどうしてもオグを滅ぼしておく必要があった。ちなみに、オグが所有していた町の数は、主なものだけで60 もあり、それらはみな、高い城壁と門とかんぬきのある要害の町々であった。そのほかに、城壁のない町々が非常に多くあった。
 「私たちはバシャンへの道を上って行った。するとバシャンの王オグとそのすべての兵は、エデレイで私たちを迎え撃つために出て来た」。(1)戦いはエデレイで始まった。ここは、ガリラヤ湖の南端から東に50 キロ弱入った場所である。(2)その時、【主】から励ましのことばがあった。①【主】が共にいるから、オグを恐れてはならない。②エモリ人の王シホンに勝利したことを思い出せ。この2つの励ましは、そのまま私たちへの教訓となる。

聖絶

 「こうして私たちの神、【主】は、バシャンの王オグとそのすべての兵を私たちの手に渡されたので、私たちはこれを討ち、一人の生存者も残さなかった。そのとき、私たちは彼のすべての町を攻め取った。・・・私たちはヘシュボンの王シホンにしたように、これらを聖絶した。そのすべての町、男、女および子どもを聖絶した」。(1)オグとの戦いに勝利したイスラエルの民は、オグが所有していたすべての町々とその住民を聖絶した。聖絶とは、皆殺しにすることである。(2)カナン人の罪を罰するために、これほどの厳しい裁きが行われたのである(創15:16 参照)。イスラエルの民は、神の裁きの器として用いられた。(3)バシャンの王オグの寝台は鉄製で、4m × 1.8m もあった。
 オグの軍勢はよく訓練されており、イスラエルの民には勝ち目はなかった。しかし、【主】が戦ってくださったので、オグの軍勢を撃破することができた。モーセは、この戦いは【主】の力によって勝利したことを、新しい世代のイスラエルの民に思い出させている。この書を読む私たちも、【主】による勝利を思い出し、励ましをいただく必要がある。神にとって不可能はない。神のことばに従って前進するなら、神は道をひらいてくださる。

年間聖書通読

ゼカリヤ5 〜 6、テモテへの手紙 第一6