24 立ち上がって出発せよ。アルノン川を渡れ。見よ、わたしはヘシュボンの王アモリ人シホンとその国を、あなたの手に渡す。占領し始めよ。彼と戦いを交えよ。
25 今日から、わたしは天下のあらゆる民に、あなたに対するおののきと恐れを抱かせる。彼らはあなたのうわさを聞いて震え、あなたの前でもだえる。」
26 そこで私は、ケデモテの荒野からヘシュボンの王シホンに使者たちを遣わし、次のような友好のことばを伝えた。
27 「 あなたの土地を通らせてください。私は大路だけを通り、右にも左にもそれません。
28 食べ物は金で私に売ってください。それを食べます。水も金を取って私に与えてください。それを飲みます。徒歩で通らせてくださるだけでよいのです。
29 セイルに住んでいるエサウの子孫や、アルに住んでいるモアブ人が私にしたようにしてください。そうして、私がヨルダン川を渡り、私たちの神、【主】が私たちに与えようとしておられる地に行けるようにしてください。」
「立ち上がって出発せよ。アルノン川を渡れ。見よ、わたしはヘシュボンの王アモリ人シホンとその国を、あなたの手に渡す。占領し始めよ。彼と戦いを交えよ。今日から、わたしは天下のあらゆる民に、あなたに対するおののきと恐れを抱かせる。彼らはあなたのうわさを聞いて震え、あなたの前でもだえる」。(1)ヘシュボンは、エルサレムから東に約60 キロ離れた地にあった都市国家である。エリコとほぼ同じ緯度の場所にある(エリコからは約30 キロ離れている)。ヤボク川とアルノン川の間に位置し、幹線道路(王の道)に近かった。当初、モアブ人の町であったが、アモリ人の王シホンがこれを略奪した。(2)【主】はイスラエルの民に、シホンと戦い、その国を征服するようにお命じになった。勝利は保障されていた。なぜなら、【主】の約束があるからである。
モーセは、ヘシュボンの王シホンに使者たちを遣わし、こう言わせた。「あなたの土地を通らせてください。私は大路だけを通り、右にも左にもそれません。食べ物は金で私に売ってください。それを食べます。水も金を取って私に与えてください。それを飲みます。徒歩で通らせてくださるだけでよいのです。・・・そうして、私がヨルダン川を渡り、私たちの神、【主】が私たちに与えようとしておられる地に行けるようにしてください」。この箇所の詳細は、民数記21:21~ 35 に記されている。最初モーセは、平和的な提案をした。①モーセは、シホンの国を通過する許可をもらえたなら、それで十分だと言った。②中央の主要道路を通過するだけで、脇道には入らないと約束した。つまり、農産物の略奪はないという意味である。③食物と水は、金で買うと約束した。これは、エドム人やモアブ人との取引と同じ提案である。④最後にモーセは、自分たちの目的地は、ヘシュボンではなく、ヨルダン川の西に広がる「約束の地」であることを告げた。 次回学ぶが、シホンはモーセの平和的申し出を拒否する。根底にあるのは、イスラエルに対する「おののきと恐れ」である。これこそ、イスラエルの民の最大の武器である。彼らは、【主】の守りによって勝利に導かれる。私たちもまた、【主】の守りの中に置かれていることを覚え、大胆にこの世に出て行こうではないか。「世にあっては苦難があります。しかし、勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝ちました」(ヨハ16:33)
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ゼカリヤ1 ~ 2、テモテへの手紙 第一4
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