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コリント人への手紙第一12:27~31

27 あなたがたはキリストのからだであって、ひとりひとりは各器官なのです。

28 そして、神は教会の中で人々を次のように任命されました。すなわち、第一に使徒、次に預言者、次に教師、それから奇蹟を行う者、それからいやしの賜物を持つ者、助ける者、治める者、異言を語る者などです。

29 みなが使徒でしょうか。みなが預言者でしょうか。みなが教師でしょうか。みなが奇蹟を行う者でしょうか。

30 みながいやしの賜物を持っているでしょうか。みなが異言を語るでしょうか。みなが解き明かしをするでしょうか。

31 あなたがたは、よりすぐれた賜物を熱心に求めなさい。また私は、さらにまさる道を示してあげましょう。

多様性の中の一致(2)

普遍的教会

パウロは27節で、「あなたがたはキリストのからだであって、ひとりひとりは各器官なのです。」と書いています。これは、賜物の多様性と一致の再確認です。ここで言う「キリストの体」とは、地域教会のことではなく、全世界に広がった普遍的教会のことです。コリント教会は、その普遍的教会を構成する一つの地域教会です。そのような視点でこの箇所を読むと、神の計画の大きさと広がりとが見えてきます。
昨日学んだ「もし一つの部分が苦しめば、すべての部分がともに苦しみ、もし一つの部分が尊ばれれば、すべての部分がともに喜ぶのです。」という真理も、地域教会内だけでなく、その枠を超えた次元で実行されなければなりません。21世紀になった今も、全体主義国家やイスラム教国家では、迫害に会っているクリスチャンたちが大勢います。彼らもまた、キリストの体の一部です。その彼らに対して、私たちはどの程度の関心を払ってきたでしょうか。偏狭な教会観を悔い改める時が来ているのではないでしょうか。

賜物と任務

次にパウロは、賜物の多様性を示すために、さまざまな任務と賜物を列挙します。(1)使徒、預言者、教師の三つの任務が最初に上げられています。しかも、第一に、第二に、第三に、という風に順位付けがなされています。この三つの任務は、教会を建て上げるために最も重要なものであるとの判断がそこに働いています。(2)その他の賜物は、「それから」という言葉をもって列挙されます。つまり、最初の三つの任務以外は、順位付けは弱いということでしょう。(3)奇蹟を行なう者、いやしの賜物を持つ者などに続いて、助ける者、治める者、などが出てきます。異言を語る者は最後に置かれていますが、これには、異言偏重を戒めるという意味があったのでしょう。(4)これらの賜物は多様であって、みなが同じ任務や賜物を持っているのではありません。(5)最後にパウロは、より優れた賜物を求めるようにと教えています。それは、教会全体の益を考えてのことです。
優れた賜物を求めること以上に大切なことがあります。それは、与えられた賜物をどのように用いるかということです。それをパウロは、「さらにまさる道」と呼んでいます。その道は、愛の道です。愛がなければ、いかに優れた賜物であっても、教会に混乱をもたらすことになります。

きょうの祈り

天の父なる神さま。どうか私の教会理解を広げてください。「さらにまさる道」を身につけさせてください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

年間聖書通読

ハガイ書1~2、テモテへの手紙 第一3

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