1 後の雨の時に、【主】に雨を求めよ。【主】はいなびかりを造り、大雨を人々に与え、野の草をすべての人に下さる。
2 テラフィムはつまらないことをしゃべり、占い師は偽りを見、夢見る者はむなしいことを語り、むなしい慰めを与えた。それゆえ、人々は羊のようにさまよい、羊飼いがいないので悩む。
3 わたしの怒りは羊飼いたちに向かって燃える。わたしは雄やぎを罰しよう。万軍の【主】はご自分の群れであるユダの家を訪れ、彼らを戦場のすばらしい馬のようにされる。
4 この群れからかしら石が、この群れから鉄のくいが、この群れからいくさ弓が、この群れからすべての指揮者が、ともどもに出て来る。
5 道ばたの泥を踏みつける勇士のようになって、彼らは戦場で戦う。【主】が彼らとともにおられるからだ。馬に乗る者どもは恥を見る。
6 わたしはユダの家を強め、ヨセフの家を救う。わたしは彼らを連れ戻す。わたしが彼らをあわれむからだ。彼らは、わたしに捨てられなかった者のようになる。わたしが、彼らの神、【主】であり、彼らに答えるからだ。
7 エフライムは勇士のようになり、その心はぶどう酒に酔ったように喜ぶ。彼らの子らは見て喜び、その心は【主】にあって大いに楽しむ。
この箇所の2回目の学びです。「テラフィムはつまらないことをしゃべり、占い師は偽りを見、夢見る者はむなしいことを語り、むなしい慰めを与えた。それゆえ、人々は羊のようにさまよい、羊飼いがいないので悩む」(2節)とあります。(1)テラフィムとは、家の守り神である偶像のことです。ここでは、偶像礼拝が糾弾されています。(2)占い師や夢見る者(偽預言者)もまた、叱責を受けています。(3)霊的指導者がいないので、人々は羊飼いのいない羊のようにさ迷っています。
「わたしの怒りは羊飼いたちに向かって燃える。わたしは雄やぎを罰しよう」(3節a)とあります。(1)イスラエルの民が契約条項に違反する時、神の怒りは燃え上がります(出22:22 ~24、申6:14 ~15 など参照)。(2)この箇所では、神の怒りは指導者たち(羊飼いたち)に向かって燃えています。「雄やぎ」は、指導者を指す比喩的言葉です。
さ迷うイスラエルの民を力づけ、勝利へと導くのは、万軍の【主】です。「万軍の【主】はご自分の群れであるユダの家を訪れ、彼らを戦場のすばらしい馬のようにされる」(3節b)とあります。ユダ族から4つの素晴らしいものが出てきます(4 節)。(1)「かしら石」。これは建物を建設する際に最初に置かれる石で、メシアを象徴しています(詩118:22、イザ28:16、エペ2:20)。(2)「鉄のくい」。テントを張る際に用いられるものです。これによってテントは安定した状態に保たれます。そのように、国を安定させる指導者が、ユダ族から出現します。(3)「いくさ弓」。ユダ族は【主】の戦いのための武器となります。(4)「指揮者」。これは指導者たちのことです。
5~7節では、神によって勝利するイスラエルの民の様子が描写されています。彼らは、「【主】が彼らとともにおられる」(5節)ので勝利します。【主】は彼らを約束の地に連れ戻されますが、その理由は、「わたしが彼らをあわれむからだ」というものです。7節には、喜ぶ民の様子が描かれています。「エフライムは勇士のようになり、その心はぶどう酒に酔ったように喜ぶ。彼らの子らは見て喜び、その心は【主】にあって大いに楽しむ」。私たちもまた、救いが完成する日、同じような喜びに満たされます。それゆえ、試練の中にあっても、なおも希望を持って前進し続けることができるのです。
きょうの祈り
イスラエルの神よ。あなたはご自身の民を完全に救うことのできるお方です。あなたに信頼して、きょうもこの世に出て行きます。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
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イザヤ書62~63、コリント人への手紙 第一8
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