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ゼカリヤ書1:18~21

18 私が目を上げて見ると、なんと、四つのつのがあった。

19 私が、私と話していた御使いに、「これらは何ですか」と尋ねると、彼は私に言った。「これらは、ユダとイスラエルとエルサレムとを散らした角だ。」

20 そのとき、【主】は四人の職人を私に見せてくださった。

21 私が、「この者たちは、何をしに来たのですか」と尋ねると、主はこう仰せられた。「これらはユダを散らして、だれにも頭をもたげさせなかった角だ。この者たちは、これらの角を恐れさせ、また、ユダの地を散らそうと角をもたげる国々の角を打ち滅ぼすためにやって来たのだ。」

第2の幻

4つの角

ゼカリヤが見た第2の幻は、「4つの角と4人の職人」です。4つの角に関する説明が与えられます。「これらは、ユダとイスラエルとエルサレムとを散らした角だ」(19節)。「角」は権力を象徴する言葉です。ユダは南王国、イスラエルは北王国、エルサレムは都です。これらを攻撃し、蹴散けちらした角とは、以下の4つの異邦人王国のことです(ダニ2 章、7章参照)。(1)バビロン、(2)メド・ペルシヤ、(3)ギリシア、(4)ローマから始まる帝国主義の王国。第4の王国の最後は反キリストによって支配されることになります。

4人の職人(鍛冶かじ 、鉄工)

次に、4人の職人に関する説明が与えられます。「これらはユダを散らして、だれにも頭をもたげさせなかった角だ。この者たちは、これらの角を恐れさせ、また、ユダの地を散らそうと角をもたげる国々の角を打ち滅ぼすためにやって来たのだ」(20節)。この4人の職人は、限度を超えてイスラエルの民を苦しめた4つの角(4つの異邦人王国)を裁くために、神によって立てられた4人の人物です。(1)クロス王はバビロンを滅ぼしました。(2)アレクサンドロス大王は、メド・ペルシヤを滅ぼしました。(3)ポンペイはギリシアを滅ぼし、ローマ敵国の基礎を作りました。(4)イエス・キリストは、反キリストに統治される第4の王国を滅ぼされます。
この箇所から教訓を学びましょう。(1)神は歴史を、また異邦人王国を支配しておられます。「しかし、安逸をむさぼっている諸国の民に対しては大いに怒る。わたしが少ししか怒らないでいると、彼らはほしいままに悪事を行った」(15節)とありました。神の怒りは、イスラエルの民に敵対する者の上に下ります。(2)神はご自分の民の霊的状況、肉体的状況をすべて知っておられます。その上で、異邦人王国を裁かれます。(3)アブラハム契約の条項を見逃してはなりません。「あなたを祝福する者をわたしは祝福し、あなたをのろう者をわたしはのろう。地上のすべての民族は、あなたによって祝福される」(創12:3)。イスラエルを祝福する者は祝福を受け、イスラエルを呪う者は呪いを受けます。4つの角と4人の職人の幻は、アブラハム契約の条項が成就するという預言にもなっています。
神の敵がいかに勝ち誇ったとしても、時が来れば彼らは衰退し、神の計画がなります。そのことに安堵あんどし、なおも神の御心を求めようではありませんか。

きょうの祈り

天の父なる神さま。アブラハム契約の重要性を学びました。長期的な視野で歴史を見、自らの人生を考えることができますように。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

年間聖書通読

イザヤ書8~9、ローマ人への手紙5

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