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ゼカリヤ書1:1

1 ダリヨスの第二年の第八の月に、イドの子ベレクヤの子、預言者ゼカリヤに、次のような【主】のことばがあった。

イントロダクション(1)

捕囚期後の預言者

きょうからゼカリヤ書の学びが始まります。イスラエルの民がバビロン捕囚になっていた期間(70年)、イスラエルの地では預言者の活動はありませんでした(捕囚の地では、ダニエルとエゼキエルが活躍していました)。捕囚からの帰還後に、3人の預言者が登場します。ハガイ、ゼカリヤ、マラキがそれです。彼らを捕囚期後預言者と言います。
「ダリヨスの第二年の第八の月に、イドの子ベレクヤの子、預言者ゼカリヤに、次のような【主】のことばがあった」(1節)。(1)ゼカリヤが預言者として活動を開始したのは、ダリヨスの第二年の第八の月、西暦では前520年のことです。(2)ハガイもまた同じ年に召命を受けました(エズ5:1、6:14参照)が、ハガイの場合は活動期間が3カ月でした。ゼカリヤの活動期間は、前470年まで続きます。つまり、50年にわたって預言者としての活動を継続したということです。(3)この時代のイスラエルの民の霊的状態を考えてみましょう。彼らは偶像礼拝からは離れていました。また、ユダヤ教の歴史の中では、会堂(シナゴーグ)の建設がこの時期から始まっています。それでも、民の霊的状態は非常に貧しいものでした。(4)そういう霊的背景の中で、ゼカリヤは民を励ますメッセージを語りました。ダニエル書のテーマは、「異邦人の時」ですが、ゼカリヤ書のテーマは、「異邦人の時の間のイスラエル」です。

私たちへの適用

(1)ゼカリヤ書のキーワードは、「万軍の【主】」です。これが52回も出てきます。これは神の全能の力を示す御名です。(2)ゼカリヤは、「イドの子ベレクヤの子」でした。イドは「彼の時」という意味、ベレクヤは「【主】は祝福する」という意味、そして、ゼカリヤは「【主】は覚えている」という意味です。以上の3つの名前の意味を総合すると、「【主】は覚えておられ、ご自身の時が来たなら、その民を祝福してくださる」というメッセージになります。まさに、ゼカリヤが【主】から受けた預言は、そのメッセージでした。
試練に会う時、ゼカリヤのメッセージを思い起こしましょう。私たちの神は、個人と国家の歴史(運命)を、主権をもって導いておられます。時が来たなら、必ず【主】の祝福が神の民の上に注がれます。

きょうの祈り

全知全能の神よ。あなたは人類の歴史を支配し、あなたの民を祝福へと導かれるお方です。私は、あなたの時を待ち望みます。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

年間聖書通読

列王記第二23~24、箴言25

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