18 例祭から離れて悲しむ者たちをわたしは集める。彼らはあなたからのもの。そしりはシオンへの警告である。
19 見よ。その時、わたしはあなたを苦しめたすべての者を罰し、足のなえた者を救い、散らされた者を集める。わたしは彼らの恥を栄誉に変え、全地でその名をあげさせよう。
20 その時、わたしはあなたがたを連れ帰り、その時、わたしはあなたがたを集める。わたしがあなたがたの目の前で、あなたがたの繁栄を元どおりにするとき、地のすべての民の間であなたがたに、名誉と栄誉を与えよう、と【主】は仰せられる。
きょうの箇所では、イスラエルの民の帰還が約束されます(18節)。(1)神は、「悲しむ者たち」をシオンにお集めになります。彼らは、「例祭」から離れていた人々です。例祭とは、レビ記23章に記されているイスラエルの祭りのことで、その中のあるものは、メシア的王国においても祝われます。18節は、イスラエルの民が再び例祭を祝うようになると預言しています。(2)「彼らはあなたからのもの」とは、彼らがシオンから出た者であるという意味です。(3)「そしりはシオンへの警告である」という文は、過去形に訳して、「そしりはシオンへの警告(重い恥)であった」とすべきでしょう。つまり、イスラエルの民は恥から解放され、栄誉ある民とされるという意味です。
さらに19節には次のようにあります。「見よ。その時、わたしはあなたを苦しめたすべての者を罰し、足のなえた者を救い、散らされた者を集める。わたしは彼らの恥を栄誉に変え、全地でその名をあげさせよう」。(1)終わりの日には、イスラエルの民の敵はすべて罰せられます。(2)その日、羊が羊飼いによって集められるように、「足のなえた者」と「散らされた者」がシオンに集められます。(3)イスラエルの民の恥は栄誉に変えられ、彼らの名は全地でたたえられるようになります。
2:1~ 3は、イスラエルの民が不信仰の内に帰還するという預言でした(裁きを受けるための帰還)。それとは正反対に、20節では祝福を受けるための帰還が預言されます。「その時、わたしはあなたがたを連れ帰り、その時、わたしはあなたがたを集める。わたしがあなたがたの目の前で、あなたがたの繁栄を元どおりにするとき、地のすべての民の間であなたがたに、名誉と栄誉を与えよう、と【主】は仰せられる」。(1)イスラエルの民は信仰の内に約束の地に帰還します。(2)その時、イスラエルの民は地上のすべての民の間で、【主】からの名誉と栄誉を与えられます。
ゼパニヤは、祝福の約束をもってこの預言書を閉じます。この書から学ぶべき教訓は、神の約束は永遠に変わらないということです。罪のゆえに裁きを受けるイスラエルにも、希望が残されています。終わりの時代に、彼らは約束の地に回復されます。私たちに与えられた神の約束は、すべて成就します。そのことを全面的に信じる人は幸いです。
きょうの祈り
イスラエルの神よ。絶望の中に、あなたの恵みを見いだす者は幸いです。私をそのような者に変えてください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
年間聖書通読
列王記第一21~22、使徒の働き20
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