6 わたしは諸国の民を断ち滅ぼした。その四隅の塔は荒れ果てた。わたしが彼らの通りを廃墟としたので、通り過ぎる者はだれもいない。彼らの町々は荒れすたれてひとりの人もおらず、住む者もない。
7 わたしは言った。「あなたはただ、わたしを恐れ、懲らしめを受けよ。そうすれば、わたしがこの町を罰したにもかかわらず、その住まいは断ち滅ぼされまい。確かに、彼らは、くり返してあらゆる悪事を行ったが。」
8 それゆえ、わたしを待て。─【主】の御告げ─わたしが証人として立つ日を待て。わたしは諸国の民を集め、もろもろの王国をかき集めてさばき、わたしの憤りと燃える怒りをことごとく彼らに注ぐ。まことに、全地はわたしのねたみの火によって、焼き尽くされる。
この箇所では、【主】が1人称で語られます。(1)2章で語られた諸国民への裁きが、再度要約した形で出てきます。その理由は、イスラエルに警告を発し、彼らを悔い改めに導くためです。「わたしは諸国の民を断ち滅ぼした。その四隅の塔は荒れ果てた。わたしが彼らの通りを廃墟としたので、通り過ぎる者はだれもいない。…」。ここで使用されている動詞は、預言的完了形です。つまり、諸国の荒廃の預言は、【主】の目にはすでに起こった事だということです。(2)【主】はイスラエルにこう語られました。「あなたはただ、わたしを恐れ、懲らしめを受けよ。そうすれば、わたしがこの町を罰したにもかかわらず、その住まいは断ち滅ぼされまい。確かに、彼らは、くり返してあらゆる悪事を行ったが」。イスラエルは神を恐れ、神の矯正的懲罰を受ける必要がありました。それがイスラエルに対する神の期待でした。しかし、イスラエルは【主】からの警告に耳を傾けませんでした。それどころか、彼らは神に背を向け、より堕落して行きました。
8節はハルマゲドンの戦いの要約になっています。さらにこの節は、イスラエルの回復の預言ともなっています。(1)大患難時代の最後に、ハルマゲドンの戦いが戦われます。この戦いは、諸国の軍隊が結集してイスラエルを滅ぼそうとするものです。(2)その時、メシアが地上に再臨されます。新共同訳は、8節をこう訳しています。「それゆえ、お前たちはわたしが獲物に向かって立ち上がる日を待つがよい、と主は言われる。なぜなら、わたしは諸国の民を集めもろもろの王国を呼び寄せ彼らの上に、憤りと激しい怒りを注ぐことを定めたからだ。必ず、地上はくまなくわたしの熱情の火に焼き尽くされる」。神の民イスラエルを滅ぼそうとする勢力は、再臨のメシアによってすべて滅ぼされます。
背信の民イスラエルにも、希望は残されています。「主を待て」という命令は、いつの時代の聖徒たちにも適用される真理です。「主は、ある人たちがおそいと思っているように、その約束のことを遅らせておられるのではありません。かえって、あなたがたに対して忍耐深くあられるのであって、ひとりでも滅びることを望まず、すべての人が悔い改めに進むことを望んでおられるのです」(2ペテ3:9)。私たちもまた、主を待ち望もうではありませんか。
きょうの祈り
イエス・キリストの父なる神さま。私は主を待ち望みます。それが私の生きる希望であり力です。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
年間聖書通読
列王記第一13~14、使徒の働き18
ハーベスト・タイムによる無料の聖書講解動画(音声)サイト。
毎朝6時にきょうの【クレイ】が
あなたのLINEに届きます!