7 神である主の前に静まれ。【主】の日は近い。【主】が一頭のほふる獣を備え、主に招かれた者を聖別されたからだ。
8 【主】が獣をほふる日に、わたしは首長たちや王子たち、外国の服をまとったすべての者を罰する。
9 その日、わたしは、神殿の敷居によじのぼるすべての者、自分の主人の家を暴虐と欺きで満たす者どもを罰する。
10 その日には、─【主】の御告げ─魚の門から叫び声が、第二区から嘆き声が、丘からは大いなる破滅の響きが起こる。
11 泣きわめけ。マクテシュ区に住む者どもよ。商人はみな滅びうせ、銀を量る者もみな断ち滅ぼされるからだ。
12 その時、わたしは、ともしびをかざして、エルサレムを捜し、そのぶどう酒のかすの上によどんでいて、「【主】は良いことも、悪いこともしない」と心の中で言っている者どもを罰する。
13 彼らの財産は略奪され、彼らの家は荒れ果てる。彼らは家を建てても、それに住めず、ぶどう畑を作っても、そのぶどう酒を飲めない。
「【主】の日は近い」(7節)というのがこの預言書のテーマです。「【主】の日」とは、私たちが大患難時代と呼ぶ裁きの時のことです。【主】の日には、罪と社会的不正義に対して神の裁きが下ります。
(1)「主はいけにえを用意し呼び集められた者を屠るために聖別された」(新共同訳、7節b)とあります。罪人が裁きのために分けられます(聖別されます)。彼らは滅ぼされ、その死体は空の鳥や野の獣の餌食となります。それが、「いけにえを用意し」の意味です(エゼ39 章、黙19 章参照)。(2)同じ日に、王家の者たち(首長たちや王子たち)にも裁きが下ります。彼らは、外国の服をまとい、外国の習慣を取り入れています。モーセの律法には衣服規定があります(民15:38~39、申22:11~12)が、彼らはそれを無視しています。(3)さらに、「敷居によじのぼるすべての者」が裁かれます。これは偶像礼拝者たちのことでしょう。(4)「自分の主人の家を暴虐と欺きで満たす者ども」も裁きを受けます。
商人たちも「その日」に裁かれます。これは庶民の裁きです。(1)「魚の門」は、マナセ王が新しく築いた部分の城壁にありました(2 歴33:14)。「第2区」はエルサレムの下町、「丘」はエルサレム市内の小高い部分のことです。すべて庶民の居住区です。(2)「マクテシュ区」はいわゆるテロピオンの谷(ダビデの町の西側にあって、上町と下町を分けている谷)の部分です。それらの地区がすべて滅ぼされます。商売上の不正と不義が蔓延していたからです。(3)【主】は義人をではなく、罪人をともしびをかざして捜し出されます(12節)。なぜなら、ユダの民やエルサレムの住民たちは、「ぶどう酒のかすの上によどんでいる」状態にあったからです(役立たずで自己満足)。「主は良いことも悪いこともしない」と言う彼らの神学は、間違っています。(4)「財産は略奪され…家は荒れ果てる」(13節)とあります。【主】の日には、徹底的に裁きが下るのです。
神がこのような警告を発する理由は、ご自身の民を愛しておられるからです。健全な恐れは、人を悔い改めへと導きます。ペテロの教えに耳を傾けましょう。「また、人をそれぞれのわざに従って公平にさばかれる方を父と呼んでいるのなら、あなたがたが地上にしばらくとどまっている間の時を、恐れかしこんで過ごしなさい」(1 ペテ1:17)
きょうの祈り
天の父なる神さま。どうか私に、健全な恐れを与えてください。日々へりくだってあなたにお従いすることができますように。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
年間聖書通読
サムエル記第二23~24、使徒の働き13
ハーベスト・タイムによる無料の聖書講解動画(音声)サイト。
毎朝6時にきょうの【クレイ】が
あなたのLINEに届きます!