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ハバクク書1:1

1 預言者ハバククが預言した宣告。

神との対話

預言者ハバクク

きょうからハバクク書の学びを始めます。(1)ハバククについて。ハバククとは、「抱擁ほうようする」、「抱きしめる」、「容認する」などの意味です。彼に関しては、南王国ユダの預言者であるということ以外は、詳しいことは分かりません。(2)時代的背景。ハバククが活躍した時代に関しても、詳しいことは分かりません。この書の中にある記述から類推するしかありません。「わたしはカルデヤ人を起こす」(1:6)という表現があり、バビロニヤ(カルデヤ人)の台頭が多くの人たちにとって驚きとなることが預言されています。バビロニヤとメディヤの合同軍がアッシリヤ帝国の首都ニネベを陥落させたのは、前612年ですから、ハバククの活動はそれ以前から始まっていたと考えられます。

ハバクク書の特徴

(1)この書は、小預言書の中ではきわめてユニークなものです。通常預言者たちは、神のことばを神の民に対して、また敵に対して語りました。しかしハバクク書の場合は、そうではありません。この書は、ハバククと神との対話を記録した書です。(2)この書のテーマは、「救い」、「信仰」、「信仰義認」などですが、さらに重要なテーマを見落としてはなりません。ハバククは、「いつまで、救ってくださらないのですか」(1:2)と神に訴えていますが、それは地上における「悪と罪の問題」を解決してほしいという叫びでもあります。最終的にハバククがたどり着く結論は、「あなたは、ご自分の民を救うために出て来られ、あなたに油そそがれた者を救うために出て来られます。あなたは、悪者の家の頭を粉々にくだき、足もとから首まで裸にされます」(3:13a)というものです。つまり、メシアの来臨らいりんこそ、すべての問題の解決になると彼は確信したのです。

新約聖書における引用

(1)2:4は、ロマ1:17に引用されています。「なぜなら、福音のうちには神の義が啓示されていて、その義は、信仰に始まり信仰に進ませるからです。『義人は信仰によって生きる』と書いてあるとおりです」。さらに、ガラテヤ3:11でも引用されています。「ところが、律法によって神の前に義と認められる者が、だれもいないということは明らかです。『義人は信仰によって生きる』のだからです」。(2)2:3~4は、ヘブル103738に引用されています。「もうしばらくすれば、来るべき方が来られる。おそくなることはない。わたしの義人は信仰によって生きる。もし、恐れ退しりぞくなら、わたしのこころは彼を喜ばない」
ハバクク書のメッセージは、きわめて現代的な意味と適用を持っています。私たちもまた、メシアの再臨を待ち望んでいます。それが成就するまでに私たちに必要なのは、信仰と忍耐と忠実な歩みです。「見よ。彼の心はうぬぼれていて、まっすぐでない。しかし、正しい人はその信仰によって生きる」(2:14)。アーメン。

きょうの祈り

全知全能の神よ。主イエスの再臨を信じます。どうか私に、信仰と忍耐と忠実な歩みを与えてください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

年間聖書通読

サムエル記第一28~29、詩篇37~38

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