サポートする

ミカ書1:1

1 ユダの王ヨタム、アハズ、ヒゼキヤの時代に、モレシェテ人ミカにあった【主】のことば。これは彼がサマリヤとエルサレムについて見たまぼろしである。

はじめに

預言者ミカ

きょうからミカ書の学びを始めます。1:1には、「ユダの王ヨタム、アハズ、ヒゼキヤの時代に、モレシェテ人ミカにあった【主】のことば。これは彼がサマリヤとエルサレムについて見た幻である」とあります。(1)ミカという名前の意味は、「誰が【主】のようであろうか」という意味です。7:18には「あなたのような神が、ほかにあるでしょうか。あなたは、咎を赦し、ご自分のものである残りの者のために、そむきの罪を見過ごされ、怒りをいつまでも持ち続けず、いつくしみを喜ばれるからです」とありますが、これは「ミカ」という名前の「言葉遊び」にもなっています。(2)彼はイザヤと同時代の預言者です。イザヤが都会(エルサレム)の預言者であるのに対して、ミカは田舎出身の預言者です。彼の出身地は、モレシェテ・ガテと呼ばれる町(エレ2618)で、ペリシテの地にあったガテの町の東11キロ、エルサレム南西30キロの所に位置していました。(3)ミカが活動したのは、ユダの王ヨタム、アハズ、ヒゼキヤの時代でした(前750年頃~686年)。ヨタムは短命の王でした。アハズは悪王で、ユダ(南王国)に偶像礼拝をもたらした王でした。そのためユダは、アッシリヤの支配下に置かれるようになります。ヒゼキヤは善王でした。彼はアッシリヤに反抗しますが、その結果、アッシリヤ軍がユダに侵攻しんこうすることになります。預言者ミカは、アッシリヤの攻撃という文脈の中で、【主】のことばを民に伝えます。それは決してたやすい働きではありませんでした。(4)ミカの預言のことばは、サマリヤ(北王国)とエルサレム(南王国)の両方に向けられたものでした。

ミカ書のテーマ

ミカは次の4つの点を中心的テーマとして語りました。(1)神は、不真実な北王国と南王国を必ず罰する。(2)国を滅びへと導いた指導者たちの責任は大きい。神は指導者たちをも罰する。(3)しかし、不真実な国民の中に真実なレムナント(イスラエルの残れる者)が残される。(4)イスラエルの救いと贖いとは、メシアによって与えられる。
イスラエルの希望は、裁きをまぬかれることによってではなく、裁きを通して与えられるというのが、ミカの預言の中心です。これはイスラエルの民にとっては承認しがたい預言です。しかし神は、ご自身のために特別な民、聖なる民を作ろうとしておられました。それは裁きによってしか達成できないものでした。ミカは、「どうか、あなたの杖で、あなたの民、あなたご自身のものである羊を飼ってください。彼らは林の中、果樹園の中に、ひとり離れて住んでいます。彼らが昔の日のように、バシャンとギルアデで草をはむようにしてください」(7:14)と祈っています。
新約聖書ではペテロがこう書いています。「しかし、私たちは、神の約束に従って、正義の住む新しい天と新しい地を待ち望んでいます」(ペテ3:13)。私たちも、試練がもたらす「きよめ」の祝福を思い起こし、地上生涯を勇敢ゆうかんに生き抜こうではありませんか。

きょうの祈り

天の父なる神さま。これからミカ書を学ぼうとしています。試練がもたらす祝福を十分に味わい知ることができますように。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

年間聖書通読

ヨシュア記5~6、箴言15

Message

ハーベスト・タイムによる無料の聖書講解動画(音声)サイト。

Information

毎朝6時にきょうの【クレイ】が
あなたのLINEに届きます!