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アモス書9:11~12

11 その日、わたしはダビデの倒れている仮庵かりいおを起こし、その破れをつくろい、その廃墟を復興し、昔の日のようにこれを建て直す。

12 これは彼らが、エドムの残りの者と、わたしの名がつけられたすべての国々を手に入れるためだ。─これをなされる主の御告げ─

イスラエルの復興(1)

11

アモス書は、全部で9 章からなる書です。アモスはこれまでの8章半で、イスラエルの罪を糾弾してきましたが、最後の5節だけは、イスラエルの希望について預言しています。つまり、アモス書は希望のメッセージで終わるということです。願わくは、私たちの人生もそのようでありますように。
アモスは11節で、ダビデの家(王朝)の復興を預言しています(南北の両方を含んだ統一王国の復興)。(1)「ダビデの倒れている仮庵」とは、ダビデの家が崩壊し、みすぼらしい掘っ立て小屋のようになっている状態を指す言葉です。その仮庵が、立派な建物に建て直されるのです。(2)これは、イザヤ書11:1の預言と同じ内容です。「エッサイの根株から新芽が生え、その根から若枝が出て実を結ぶ」。ダビデの家は、切り倒された大木です。しかし、その切り株から新芽が生え、若枝が出てくるというのです。(3)使徒の働き1516 では、主イエスの弟のヤコブが、この聖句を引用しています。その背景になっているのは、異邦人はユダヤ人のようにならなくても(割礼かつれいを受けなくても)、信仰のみによって救われるのかという論争です。ヤコブの論点は、「ダビデの家が復興する前提として、異邦人の救いがあるのだから、異邦人信者を排除すべきではない」ということです。

12

アモスは12 節で、諸国民に対するイスラエルの優位性について預言しています。(1)イスラエルの敵であったエドムの中からも信じる者が出てきます。(2)また、諸国民(異邦人)の中からも、大量に信じる者が出てきます。これは、大患難時代を通り過ぎた異邦人信者のことです。マタイの福音書253145に登場する、「羊と呼ばれている信者」がそれです。(3)メシア的王国(千年王国)においては、イスラエルが異邦人信者よりも優位に立ちます。(4)使徒の働き1517では、ヤコブがこの聖句を引用しています。彼の論点は、「メシア的王国においては、復興したイスラエルとともに諸国民(異邦人)もそこにいるのだから、異邦人伝道を推進するのは、当然の責務である」ということです。
アモスが預言した、イスラエルの復興の時が近づいています。携挙けいきょがいつ起こるのか、大患難時代がいつやって来るのか、だれにもわかりません。しかし、時が近づいていることだけは確かです。目を覚まして、主のわざに忠実に励もうではありませんか。

きょうの祈り

天の父よ。きょうも私を、あなたの忠実なしもべとして用いてください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

年間聖書通読

申命記7~8、マタイの福音書20

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