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ヨナ書1:2~3

2 「立って、あの大きな町ニネベに行き、これに向かって叫べ。彼らの悪がわたしの前に上って来たからだ。」

3 しかしヨナは、主の御顔みかおを避けてタルシシュへのがれようとし、立って、ヨッパに下った。彼は、タルシシュ行きの船を見つけ、船賃を払ってそれに乗り、主の御顔を避けて、みなといっしょにタルシシュへ行こうとした。

神の命令に背を向けるヨナ

神の命令

預言者ヨナに対する神の命令は、「立って、あの大きな町ニネベに行き、これに向かって叫べ」というものでした。(1)ニネベは、ティグリス川東岸にニムロデによって築かれたアッシリヤ王国の首都です。当時のニネベがどれほど巨大であったかは、3:3 に記されているとおりです。「ニネベは、行き巡るのに三日かかるほどの非常に大きな町であった」。(2)その命令が下った理由は、「彼らの悪がわたしの前に上って来たからだ」というものです。アッシリヤの罪とは、偶像礼拝だけではありません。彼らは、征服した民族に残虐な行為を行い、周辺の諸国に恐れを与えていました。(3)ヨナの使命は、主の預言者として、その彼らに罪の悔い改めを迫ることでした。(4)しかし、ヨナはその命令に背きます。その理由は、ニネベが悔い改めるであろうことを予測し、それを嫌がったからです。この時代のユダヤ人たちは、救われるのはユダヤ人だけだという誤った選民意識を持っていました。ヨナも例外ではなかったのです。
自分の内に、誤った選民意識や誤った優越感がないかどうか、吟味してみましょう。自分の内側に偏見という壁があるなら、神の愛を届けることは不可能です。

ヨナの反抗

神の命令を知りながら、ヨナはそれに背を向けます。(1)彼がいた場所からニネベに行くためには、東に向かわなければなりません。しかし彼は、それとは正反対に西に向かおうとしました。(2)タルシシュというのは、スペインの港町です。当時知られていた世界の、最西端の町です。ヨナはそこに逃げ込もうとしたのです。(3)「主の御顔を避けて」とあります。主の預言者であるヨナは、イスラエルの神が遍在の神であることをよく知っていました。どこに行っても、主の臨在からのがれることはできません。「主の御顔を避けて」とあるのは、ある場所に特化したシャカイナ・グローリーを避けてという意味です。つまり、彼は神殿のあるイスラエルからの脱出を図ったのです。(4)ちょうど、タルシシュ行きの船がヨッパから出帆しゅっぱんしようとしていました。彼はこれ幸いと、船賃を払ってその船に乗りました。このように好都合な事が起こると、私たちは「神の摂理せつり」だと言います。しかし、状況が開かれたからといっても、必ずしもそれが神のみこころとは限りません。この場合は、むしろ「サタンの摂理」と呼ぶべきです。
自分勝手に、神のみこころを決めつける傾向が自分にないかどうか、吟味してみましょう。状況によってではなく、神のことばによってみこころを判断する習慣を身につけましょう。

きょうの祈り

天の父よ。どうか私を、偏見や、自分勝手な判断から守ってください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

年間聖書通読

申命記23~24、詩篇25~26

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