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アモス書3:11~15

11 それゆえ、神である主はこう仰せられる。「敵だ。この国を取り囲んでいる。彼はあなたの権威を地に落とし、あなたの宮殿はかすめ奪われる。」

12 主はこう仰せられる。「羊飼いが、雄獅子の口から、二本の足、あるいは耳たぶを取り返すように、サマリヤに住んでいるイスラエルの子らは、寝台の隅やダマスコの長いすから救い出される。」

13 「聞け。そして、これをヤコブの家に証言せよ。─神である主、万軍の神の御告げ─

14 まことに、イスラエルがわたしに犯したそむきの罪を、わたしが罰する日に、わたしはベテルの祭壇を罰する。その祭壇の角は折られて、地に落ちる。

15 わたしは冬の家と夏の家とを打つ。象牙の家々は滅び、多くの家々は消えうせる。─主の御告げ─」

イスラエルの民に下る裁き

「このことばを聞け」で始まる裁きの預言(1)

きょうの箇所は、「このことばを聞け」で始まる裁きの預言(1)の後半です。前回(3:1~10)は、イスラエルの民の三つの罪が指摘されました。きょうの箇所では、その罪のゆえに下る裁きが具体的に預言されています。
(1)まず、北王国イスラエルの首都サマリヤが破壊されます。敵の手によってサマリヤの宮殿はかすめ奪われます。(2)次に、その破壊を免れるのは、イスラエルの民の中の少数のものであることが預言されます。雄獅子に襲われた羊を取り返そうとする羊飼いの姿が描かれています。その羊飼いは、2本の足か耳たぶしか取り返すことができません。「2本の足」と「耳たぶ」は、破滅を免れる少数の人(サマリヤに住んでいるイスラエルの子ら)を比ゆ的に表現した言葉です。(3)偶像礼拝の町であるベテルが裁かれます。そこは、ダンと並ぶ北王国イスラエルの偶像礼拝の町でした。そこの祭壇では、金の子牛だけでなくバアル神も礼拝されていました。(4)イスラエルの富は奪われます。アハブ王は、サマリヤの宮殿以外に、冬の別荘地と夏の別荘地を所有していました。また彼は、象牙の家々を建設したことで知られています。それらの建物に代表される北王国イスラエルの富は、すべて奪われます。これらのことの成就は、列王記第二17:5 ~6に記録されています。

私たちへの警告

ものごとには「因果関係」があります。イスラエルの民が裁かれる理由は、彼らが主から離れ、偶像礼拝と不義の道を歩んでいたからです。前回の箇所でアモスは、「獅子がほえる。だれが恐れないだろう。神である主が語られる。だれが預言しないでいられよう」(8 節)と語っていました。ここには、預言者の使命感、情熱、憤り、悲しみ、緊迫感がすべて表現されています。あなたは、今の時代がどこに向かおうとしていると思いますか。それは、神の祝福を受ける方向でしょうか、あるいはその逆でしょうか。今、アモスが持っていた使命感や情熱をいただけるように、主に願い求めましょう。「神である主が語られる。だれが語らないでいられよう」という言葉が、自分のものとなるように祈りましょう。

きょうの祈り

天の父なる神さま。どうかこの国をあわれんでください。アモスが持っていた情熱で、私を満たしてください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

年間聖書通読

民数記13~14、マタイの福音書9