9 諸国の民の間で、こう叫べ。聖戦をふれよ。勇士たちを奮い立たせよ。すべての戦士たちを集めて上らせよ。
10 あなたがたの鍬を剣に、あなたがたのかまを槍に、打ち直せ。弱い者に「私は勇士だ」と言わせよ。
11 回りのすべての国々よ。急いで来て、そこに集まれ。─主よ。あなたの勇士たちを下してください─
12 諸国の民は起き上がり、ヨシャパテの谷に上って来い。わたしが、そこで、回りのすべての国々をさばくために、さばきの座に着くからだ。
きょうの箇所の内容は、ヨハネの黙示録16:12 ~16 に詳細に預言されています。それは、ハルマゲドンの戦いについての預言です。(1)大患難時代にユダヤ人の3 分の2 は死に絶えますが、残った3分の1を滅ぼすために、諸国の民が最後の戦争を仕かけてきます。(2)諸国の民を召集するのは、反キリストです。彼は、「聖戦をふれよ。勇士たちを奮い立たせよ。すべての戦士たちを集めて上らせよ」と叫びます。神の民イスラエルを滅ぼす戦争を「聖戦」と呼んでいるのは、悪魔的欺瞞です。(3)その召集に対して、諸国の民は情熱的に応答します。彼らは、平和的な器(鋤、鎌など)を用いて武器を作ります。また、急いで反キリストが召集する戦いに駆けつけます。
ハルマゲドンの戦いにおいては、平和的な器が武器に打ち直されますが、メシア的王国(千年王国)では、正反対のことが起こります。「主は国々の間をさばき、多くの国々の民に、判決を下す。彼らはその剣を鋤に、その槍をかまに打ち直し、国は国に向かって剣を上げず、二度と戦いのことを習わない」(イザヤ書2:4)とあるとおりです(ミカ書4:3も参照)。
表面的にはこの戦いは人間的な戦いのように見えますが、その実体は「諸国の民を裁くための主の戦い」です。(1)「主よ。あなたの勇士たちを下してください」との祈りがありますが、「あなたの勇士たち」とは、神によって派遣される天使たちのことです。(2)諸国の民の軍隊は、「ハルマゲドン」(黙示録16:16)という場所に結集し、そこから南下してエルサレムに攻め上ります。「ハルマゲドン」とは、イズレエルの谷のことです。(3)エルサレムに攻め上った軍隊は、ヨシャパテの谷(ケデロンの谷の一部)に集められ、そこで主の裁きに会います。以上が、ヨハネの黙示録16 章と照らし合わせながら解釈した、この箇所の預言の内容です。
「聖戦」を掲げながら、実はそれが神に敵対する戦いであるとするなら、なんと不幸なことでしょうか。今でも多くの人たちが、神に敵対して歩みながら、それに気づかないでいます。そういう私たちもまた、自己判断によって神に逆らった歩みをしていることがあります。聖書を学び、神のみこころを理解したなら、それを実行することが大切です。今、聖書を理解する知恵と、それを実行する力とを主に求めましょう。
きょうの祈り
全知全能の神よ。私にあなたのみことばを理解する知恵を与えてください。同時に、みこころを実行する信仰と力をも備えてください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
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