9 イスラエルよ。わたしがあなたを滅ぼしたら、だれがあなたを助けよう。
10 あなたを救うあなたの王は、すべての町々のうち、今、どこにいるのか。あなたのさばきつかさたちは。あなたがかつて、「私に王と首長たちを与えよ」と言った者たちは。
11 わたしは怒ってあなたに王を与えたが、憤ってこれを奪い取る。
12 エフライムの不義はしまい込まれ、その罪はたくわえられている。
13 子を産む女のひどい痛みが彼を襲うが、彼は知恵のない子で、時が来ても、彼は母胎から出て来ない。
14 わたしはよみの力から、彼らを解き放ち、彼らを死から贖おう。死よ。おまえのとげはどこにあるのか。よみよ。おまえの針はどこにあるのか。あわれみはわたしの目から隠されている。
15 彼は兄弟たちの中で栄えよう。だが、東風が吹いて来、主の息が荒野から立ち上り、その水源はかれ、その泉は干上がる。それはすべての尊い器の宝物倉を略奪する。
16 サマリヤは自分の神に逆らったので、刑罰を受ける。彼らは剣に倒れ、幼子たちは八つ裂きにされ、妊婦たちは切り裂かれる。
イスラエルは、イスラエルの神だけが彼らを救うお方であることを忘れてしまいました。(1)イスラエルの神が彼らを滅ぼしたなら、だれも彼らを救い出すことはできません。イスラエルの民は、かつて神の意図に反して王を求めそれを得ましたが、今や、その王さえも取り去られようとしています。(2)彼らの罪は、神によってすべて覚えられています。(3)彼らは、出産の時が来ても母胎から出て来ない子のようになりました。この子は、自分の命だけでなく母親の命までも危険にさらしています。つまり、イスラエルの民はそれほど愚かな状態に陥ったということです。
しかし、イスラエルの民が完全に滅びてしまうわけではありません。14節には、将来起こる解放が預言されています。「わたしはよみの力から、彼らを解き放ち、彼らを死から贖おう。死よ。おまえのとげはどこにあるのか。よみよ。おまえの針はどこにあるのか。あわれみはわたしの目から隠されている」。イスラエルの民は、勝利の宣言をするようになります。それが、「死よ。おまえのとげはどこにあるのか。よみよ。おまえの針はどこにあるのか」ということばの意味です。
それでも、イスラエルの民の上に裁きが下ろうとしています。(1)しかし、その裁きがもたらす破壊は、部分的なものです。「彼は兄弟たちの中で栄えよう」とあるとおりです。(2)砂漠から吹いてくる熱風(東風)が、「主の息」にたとえられています。その熱風(東風)によって、イスラエルの地は干上がります(不作が訪れるということです)。東風とは、アッシリヤのことでもあります。主はアッシリヤを用いてイスラエルの民を裁こうとしておられます。裁きの原因は、イスラエルの民の背信にあります。(3)次に、首都サマリヤの陥落が預言されます。「サマリヤは自分の神に逆らったので、刑罰を受ける。彼らは剣に倒れ、幼子たちは八つ裂きにされ、妊婦たちは切り裂かれる」
ホセア書4~ 13章では、イスラエルに下る裁きの預言が続きました(目前に迫ったアッシリヤ捕囚の預言と、将来起こる患難時代の預言)。しかし、最後の章である14 章では、イスラエルの最終的な救いが預言されます(次回それを学びます)。どのような困難に遭遇しようとも、私たちには希望があります。主の祝福を受けて立ち上がるために必要なのは、悔い改めです。恵みの主は、ご自身の民が悔い改めることを待っておられます。
きょうの祈り
イスラエルの神よ。いかなる時にも希望が残されていることを感謝します。悔い改めによって、あなたの恵みを受け取ることができますように、私を助けてください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
年間聖書通読
出エジプト記31~32、ヨハネの福音書13
ハーベスト・タイムによる無料の聖書講解動画(音声)サイト。
最新のメッセージ
毎朝6時にきょうの【クレイ】が
あなたのLINEに届きます!