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ホセア書1:10~2:1

10 イスラエル人の数は、海の砂のようになり、量ることも数えることもできなくなる。彼らは、「あなたがたはわたしの民ではない」と言われた所で、「あなたがたは生ける神の子らだ」と言われるようになる。

11 ユダの人々とイスラエルの人々は、一つに集められ、彼らは、ひとりのかしらを立てて、国々から上って来る。イズレエルの日は大いなるものとなるからである。

2 章
1 あなたがたの兄弟には、「わたしの民」と言い、あなたがたの姉妹には、「愛される者」と言え。

回復の預言

五つの約束

ホセアの3 人の子どもたちの名前は、北王国イスラエルに神の裁きが下ることの預言となりました。しかし、きょうの箇所では、裁きの先に見える回復が預言されています。回復の預言の中には、五つの約束が含まれています。
(1)イスラエルの民の数は、数えることができないほど多くなる。(2)「わたしの民ではない」と言われた彼らが、「あなたがたは生ける神の子らだ」と言われるようになる。この預言の成就は、ペテロの手紙第一2:9~10 に見られます。「しかし、あなたがたは、選ばれた種族、王である祭司、聖なる国民、神の所有とされた民です。…あなたがたは、以前は神の民ではなかったのに、今は神の民であり、以前はあわれみを受けない者であったのに、今はあわれみを受けた者です」。(3)ユダの民とイスラエルの民とは、一つの民族として統合されるようになる。(4)彼らは、ひとりのかしらによって導かれるようになる。「ひとりのかしら」とは、メシアのことです。(5)彼らは民族的回復を経験するようになる。将来のある時点で、神の怒りは過ぎ去るのです。神は、もはやイスラエルをロ・アミとかロ・ルハマとは呼ばず、以前にもまして「アミ(わたしの民)」、「ルハマ(愛される者)」と呼んでくださるのです。

異邦人への希望

旧約の預言者たちは、裁きの使信を語りつつ、最後には希望のメッセージを民に伝えました。ホセアが語る回復の預言は、イスラエルの民に大いなる希望を与えたことでしょう。パウロはホセアのこの預言を、異邦人の救いに適用しています。「神は、このあわれみの器として、私たちを、ユダヤ人の中からだけでなく、異邦人の中からも召してくださったのです。それは、ホセアの書でも言っておられるとおりです。『わたしは、わが民でない者をわが民と呼び、愛さなかった者を愛する者と呼ぶ。[あなたがたは、わたしの民ではない]と、わたしが言ったその場所で、彼らは、生ける神の子どもと呼ばれる』」(ローマ9:2426)。
パウロのこの引用法は、「実際の出来事+適用」というもので、類似点が一つでもあれば、これが可能になります。不信仰のゆえに「わが民でない」と呼ばれたイスラエルの民が、やがて回復されます。それと同じように、「神もなく、望みもなかった」私たち異邦人が、イエス・キリストの十字架のあがないによって、「生ける神の子ども」と呼ばれるようになったのです。今、自分がどのようなところから救われたのかを思い起こし、神に感謝の祈りをささげようではありませんか。

きょうの祈り

天の父なる神さま。神もなく、希望もなかった私を、あわれみの器として召してくださり感謝します。日々、希望に向かって歩み続けることができますように。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

年間聖書通読

創世記23~24、マルコの福音書8