16 あかりをつけてから、それを器で隠したり、寝台の下に置いたりする者はありません。燭台の上に置きます。入って来る人々に、その光が見えるためです。
17 隠れているもので、あらわにならぬものはなく、秘密にされているもので、知られず、また現れないものはありません。
18 だから、聞き方に注意しなさい。というのは、持っている人は、さらに与えられ、持たない人は、持っていると思っているものまでも取り上げられるからです。」
今日の箇所から、大切な二つの秘訣を学んでみましょう。種蒔きのたとえの続きとしてこの箇所を読むと、より理解が進むでしょう。「良い地の心」で神のことばを聞く人は、自然に、神の光を輝かせるようになります。あかりは、だれからも見えるところに置いてこそ、その役割を果たせます。では、私たちはどうでしょうか。神の光を、人々の前で輝かせているでしょうか。最近、クリスチャンビジネスマンたちが活発に伝道活動を展開しています(1999年当時)。その動きには、従来なかった二つの特徴があるように思います。(1)特定のリーダーがいるのではなく、ネットワーキングによる全員参加型の運動が展開されています。これは、インターネットの発展と深く係わっています。(2)文書伝道の重要性が再認識され、良質の証し文が大量に産み出されています。私も定期的にそのような証し文を読ませていただいていますが、大胆にキリストを証しする姿勢に感銘を覚えています。あなたは、光を輝かせていますか。もしそうなっていないなら、何があなたを縛っているか、黙想してみましょう。私たちの心には、「もし、だったらどうしよう。」という恐れがあります。それは、失敗への恐れです。しかし、私たちが輝かせるのは自分の光ではなく、神の光です。つまり、イエス・キリストがいかに素晴らしい救い主かを証しすればよいのです。その後は、神が責任をとってくださいます。今、大胆に証しができるように祈りましょう。
第二の秘訣は、どうすれば神の祝福を受けることができるかです。(1)神の前で隠しおおせるものはないことを知って、常に透明で、秘密を持たない生き方をすることです。(2)神から受けた祝福を、どんどん用いることです。「持っている人は、さらに与えられ、持たない人は、持っていると思っているものまでも取り上げられるからです。」とは、金持ちではなく、神のしもべたちを励ますためのことばです。忠実なしもべには、より多くの仕事が任されます。それが、神の国の原則であり、祝福です。自分の力で何者かになろうとしなくても、忠実な人には、神からのご褒美として、より多くの責務がゆだねられるようになります。あなたは、奉仕が多すぎるとか、少なすぎるとか言って、不満を口にしたことがありますか。神の国の視点から、奉仕を正しく位置付けましょう。
きょうの祈り
イエス・キリストの父なる神よ。私には、大胆に証しをすることへの恐れがありました。今、恐れから解放してください。今日、証しをするチャンスを私に与えてください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
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ゼカリヤ9~10、テモテへの手紙 第二2
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