23 教えを始められたとき、イエスはおよそ三十歳で、人々からヨセフの子と思われていた。このヨセフは、ヘリの子、順次さかのぼって、
24 マタテの子、レビの子、メルキの子、ヤンナイの子、ヨセフの子、
25 マタテヤの子、アモスの子、ナホムの子、エスリの子、ナンガイの子、
26 マハテの子、マタテヤの子、シメイの子、ヨセクの子、ヨダの子、
27 ヨハナンの子、レサの子、ゾロバベルの子、サラテルの子、ネリの子、
28 メルキの子、アデイの子、コサムの子、エルマダムの子、エルの子、
29 ヨシュアの子、エリエゼルの子、ヨリムの子、マタテの子、レビの子、
30 シメオンの子、ユダの子、ヨセフの子、ヨナムの子、エリヤキムの子、
31 メレヤの子、メナの子、マタタの子、ナタンの子、ダビデの子、
32 エッサイの子、オベデの子、ボアズの子、サラの子、ナアソンの子、
33 アミナダブの子、アデミンの子、アルニの子、エスロンの子、パレスの子、ユダの子、
34 ヤコブの子、イサクの子、アブラハムの子、テラの子、ナホルの子、
35 セルグの子、レウの子、ペレグの子、エベルの子、サラの子、
36 カイナンの子、アルパクサデの子、セムの子、ノアの子、ラメクの子、
37 メトセラの子、エノクの子、ヤレデの子、マハラレルの子、カイナンの子、
38 エノスの子、セツの子、アダムの子、このアダムは神の子である。
ルカだけが、イエスがおよそ30才で公生涯に入られたことを記録しています。30才ということにどういう意味があるのか考えてみましょう。民数記4章47節によると、レビ人が公に奉仕を開始する年齢は30才でした。(「30才以上50才までの者」という記述があります。)イスラエル民族には、神と人類との間に立ってとりなしをする祭司としての使命が与えられていました。特にレビ族は、祭司の部族としての任命を受けており、その中から、大祭司が立てられました。イエスが30才で公生涯に入られたことは、祭司の中の祭司、つまり、大祭司としての役割を公に始められたことを意味しています。公生涯のゴールは、自らの命を、罪の代価としてささげることでした。ヘブル人への手紙9章26節には、「しかしキリストは、ただ一度、今の世の終わりに、ご自身をいけにえとして罪を取り除くために、来られたのです。」とあります。今、イエス・キリストを通して、父なる神に礼拝をささげましょう。
マタイの福音書1章の系図は、イエスがアブラハム、ダビデの子孫として来られた方であることを、ヨセフの家系を通して示しています。一方、ルカの福音書3章の系図は、母マリヤの家系もアブラハム、ダビデにつながるものであることを教えています。(ヨセフは、婚姻関係によって、マリヤの父ヘリにとって義理の息子となりました。)しかし、ルカはこの系図を通して、それ以上のことを伝えようとしています。(1)この系図は、アダムにまでさかのぼっています。つまり、イエスは、イスラエル人のためだけではなく、全人類の救い主として来られたということです。(2)「アダムは神の子である。」(38節)という表現から、イエス自身が神の子であることが示されています。(3)この系図の始まりはアダム、終わりはイエスとなっています。つまり、イエスは最後のアダムとなられたということです。コリント人への手紙第一15章45節には、こうあります。「聖書に『最初の人アダムは生きた者となった。』と書いてありますが、最後のアダムは、生かす御霊となりました。」アダムにあって罪人となった私たちは、最後のアダム(イエス)にあって義人とされました。今、イエスにある信仰を確認しましょう。今日一日、イエスの内にあって、御霊の命を体験しながら生活できますように祈りましょう。
きょうの祈り
イエス・キリストの父なる神よ。大祭司であり、最後のアダムであるイエス・キリストを、私の主として受け入れます。今日も、また、とこしえまでも、イエスのうちにあって歩むことができますように、お助けください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
年間聖書通読
ホセア書10~11、コロサイ人への手紙4
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