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サムエル記第二5:22~25

22 ところがペリシテ人は、なおもまた上って来て、レファイムの谷間に展開した。

23 そこで、ダビデが主に伺ったところ、主は仰せられた。「上って行くな。彼らのうしろに回って行き、バルサムじゅの林の前から彼らに向かえ。

24 バルサム樹の林の上から行進の音が聞こえたら、そのとき、あなたは攻め上れ。そのとき、主はすでに、ペリシテ人の陣営を打つために、あなたより先に出ているから。」

25 ダビデは、主が彼に命じたとおりにし、ゲバからゲゼルに至るまでのペリシテ人を打った。

ペリシテ人との戦い(2)

主の御心を求めて

ペリシテ人たちは、再びレファイムの谷間から攻め上って来ました。攻撃目標は、前回同様エルサレムです。ダビデがどのような行動を取ったのか見てみましょう。
(1)彼は、前回勝利したときと同じ戦略を実行しようとはしていません。ここが、ダビデの偉大なところです。彼は、戦略ではなく、主の臨在こそが勝利をもたらす秘訣であることを知っていたのです。あなたは、このダビデの行為から、何を学びますか。主の介入がなければ、すべての計画はむなしいものです。(2)ダビデは再び、主に伺いを立てます。今度は、全く別の戦略が示されました。敵の背面に回り、バルサム樹の林の前から攻撃せよというのです。(3)攻撃のタイミングは、「バルサム樹の林の上から行進の音が聞こえたら、そのとき、あなたは攻め上れ。そのとき、主はすでに、ペリシテ人の陣営を打つために、あなたより先に出ているから」というものでした。(4)主の命令に従ったダビデは、ペリシテ人を山地から追い払い、海寄りの平地に彼らを追い払いました。

行進の音

ダビデが二度目の戦いに勝利できたのは、主の方法とタイミングに従ったからです。特に、「バルサム樹の林の上から行進の音が聞こえたら、そのとき、あなたは攻め上れ」という命令に注目してみましょう。(1)その音は、風がバルサム樹の枝を揺らす際に出る音でしょう。(2)しかし、自然界に起こるその音は、霊的な意味を持っていました。それは、主の軍勢が行進する音のようにも聞こえたのです。そしてそれは、主の軍勢がダビデの先に立って行進していることを暗示していました。(3)ダビデはその命令に従って戦いを進め、ペリシテ人に対する決定的な勝利をものにしました。
あなたは、ダビデの第二回目の戦いからどのような教訓を学びますか。あなたの耳には、「主の軍勢の行進の音」が聞こえていますか。あるいは、今は主の時を待つべきなのでしょうか。各人が主の声を聞き分け、時を読み、行動せねばなりません。一つ言えることは、主の戦いに勝利するためには、主の方法と主のタイミングによらなければならないということです。主による大勝利を経験する者とさせていただきましょう。

きょうの祈り

全知全能の神よ。私の耳に、主の軍勢の行進の音を聞かせてください。あなたに従います。私の人生に勝利を与えてください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

年間聖書通読

列王記第二19~20、使徒の働き28

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