13 ヨシュアは、【主】の命令で、エフネの子カレブに、ユダ族の中で、キルヤテ・アルバ、すなわちヘブロンを割り当て地として与えた。アルバはアナクの父であった。
14 カレブは、その所からアナクの三人の息子、シェシャイ、アヒマン、タルマイを追い払った。これらはアナクの子どもである。
15 その後、その所から彼は、デビルの住民のところに攻め上った。デビルの名は、以前はキルヤテ・セフェルであった。
16 そのとき、カレブは言った。「キルヤテ・セフェルを打って、これを取る者には、私の娘アクサを妻として与えよう。」
17 ケナズの子で、カレブの兄弟オテニエルがそれを取ったので、カレブは娘アクサを、彼に妻として与えた。
18 彼女がとつぐとき、オテニエルは彼女をそそのかして、畑を父に求めることにした。彼女がろばから降りたので、カレブは彼女に、「何がほしいのか」と尋ねた。
19 彼女は言った。「私に祝いの品を下さい。あなたはネゲブの地に私を送るのですから、水の泉を私に下さい。」そこで彼は、上の泉と下の泉とを彼女に与えた。
所有地割り当てのためのくじが引かれる前に、ヨシュアはキルヤテ・アルバ(ヘブロン)をカレブの所有地として割り当てていました。それは、カレブ自身の要請によるものでした。85歳になっていた彼は、約束どおりに、その地を征服しています。「カレブは、その所からアナクの三人の息子、シェシャイ、アヒマン、タルマイを追い払った」とあります。
カレブは歳を取っていても、このように壮健で、確信をもって行動しました。今、カレブの信仰と行動力が与えられるように、主に祈りましょう。特に、人生の日暮れを迎えても、なおも価値ある仕事に従事できるようにと祈りましょう。
次にカレブは、デビルという町を攻め取ろうとします。(1)彼は、その町を取る者に自分の娘アクサを妻として与えると約束します。(2)ユダ族の長老の一人であるカレブの娘を娶ることは、非常な栄誉に与ることでした。また、多額の花嫁料を期待できましたし、デビルの町そのものも相続できたでしょう。(3)カレブの弟のオテニエル(彼は最初の士師となります)が、それを実現し、アクサを嫁にもらいました。(4)オテニエルとアクサは、カレブに申し出て、二つの泉を手に入れています。彼女は父に、「私に祝いの品を下さい。あなたはネゲブの地に私を送るのですから、水の泉を私に下さい」と申し出ています。その結果彼女は、上の泉と下の泉とを得ています。
ネゲブの地は、肥沃な地ですが、水が不足しています。泉がなければ、豊かな生活を送ることはできません。私たちも、主に豊かな泉を求めましょう。物質的な面で必要な祝福の泉(下の泉)と、霊的な面で必要な祝福の泉(上の泉)とを求めましょう。天の父は、求める者に豊かに与えてくださいます。「‥‥あなたがたのものにならないのは、あなたがたが願わないからです。願っても受けられないのは、自分の快楽のために使おうとして、悪い動機で願うからです」(ヤコブ4:2~3)。
きょうの祈り
イエス・キリストの父なる神さま。どうか私の人生に、二つの泉を与えてください。神の子に与えられている特権を、すべて味わい、あなたの栄光のために生きることができますように。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
年間聖書通読
イザヤ書46~47、箴言28
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